心理カウンセリングとは

心理カウンセリングとは「今現在の悩みや辛いことを安全な場所で話し、カウンセラーと共に自分を深く知っていく作業」です。人は一人で自己を見つめたり内省したりするよりも、二者間(カウンセラーとクライアント)の対話によって自分をより深く知っていくことができます。訓練を受けたカウンセラーもしくはセラピストは、クライアントのその時々の様子を考慮しながら、その人に安全で適切かつ促進的な対話を進めていくことができるよう常に努めています。

その人を苦しめている症状や問題行動は、何らかの心のメッセージや叫びであり、症状という手段を使って表現をしています。こういった表現を本来の言葉にもどしてやること、今まで気付かなかった自分の感情や思いを知っていくこと、自分を深く知ることによって、人は気付きを得ていくと少しずつ症状から解放されて生き方の可能性や選択肢を広げていくことができます。

また人は、育った家庭や地域、社会環境の影響を受け、またそれらと相互作用しながら成長していきます。そのなかで身につけた考え方や対人関係の行動パターン、価値観、世界観は個性的でありながら、時にその人自身の行動を制限し役に立たない場合も生じてきます。そういった思考や行動にも光を当てていきながら心理療法を進めていきます。

カウンセリングを受けられる皆様が安心して自分のことをお話しできるよう、安全で安らげる環境作りを心がけていきたいと思っております。

心理カウンセリングの進め方

初回カウンセリングでは、主訴(現在困っていらっしゃること)、必要に応じて家族歴、生育歴などをうかがいます。その後、その人に見合ったペースで、適切な技法を用いながら問題解決にむけて進めていきます。一般に心理カウンセリングは、1週間に1回45-60分程度の頻度で面接時間をもうけることが効果的と言われています。クライアントの生活をクライアントとカウンセラーが共に振り返るには、1週間という間隔がちょうどいいのでしょう。

そうではありますが、諸事情によりそれほど頻繁にカウンセリングを受けられない方も多いと思います。一月に1回のような場合でも、1年2年とカウンセリングを継続していくことが変化を生んでいく鍵となります。


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