2026年02月12日
今週末は春のような陽気になるようですね。今週頭はとても寒く、朝起きたらお湯の方の水道管が凍っていました。知り合いの若い女の子はお湯を沸かしてぬるま湯を作って顔を洗ったようで、私は氷水のような水でバシャバシャ洗い、その差に思わず笑ってしまいました。
今月末は学会があり、有難いことに今年も発表の機会を得られたので、その発表準備をぼちぼちとしています。あまり詰め込みすぎないように、今年は緩めにいきたいと思います。テーマはコンパッション(優しさ、慈悲、思いやり)についてです。
ちなみに「コンパッションのある行動」とは、上記女の子の例などもその一つといえるのではないでしょうか。

いい香り~*
2026年02月08日
朝起きて障子を開けたら、一面真っ白の世界が広がっていました。雪の降らないところに住んでいると気持ちが高揚しますね。猫の額のような庭にやってくるシジュウカラやスズメたちに、水とヒマワリの種を今日はちょっと多めに与えてきました。雪と寒さで餌探しも苦労するでしょうから…。
首都圏近郊とは別に、日本海側や東北地方は大雪でとても苦労していますよね。命を賭しての雪降ろし作業が必要ですが、一体あれどうにかならないものなのでしょうか…。電気を消費しないヒーター付き屋根とか発明できないのか…。雪の下敷きになって亡くなられている方々がいるのを知ると、どのような自然災害もそうですが、とてもいたたまれない気持ちになります。
850億円!があれば、その国税を気候変動対策や経済対策、貧困・格差対策につなげた方がよっぽど国民に恩恵があるのではないでしょうか。

It’s snowing right now!
2026年01月29日
受験シーズンですね。
このところ寒波到来、明日は東京23区も降雪が予報されています。
このところ思うのは、若い人たちが(特に女性陣も)とても薄着だということです。地下鉄など地下に降りると温かいのはよくわかりますが、「頭寒足熱」は大事だと思います。足元を冷やすと全身の血の巡りが悪くなって、頭がよく働かないと思います。女性陣も幾ら厚いタイツを履いていても、薄い下着一枚では冷えてしまいますよ。
また過敏性腸症候群の人は、カイロをお腹辺りに当ててあげると温まって効果的です。但し、薄い肌着(パンツとかシャツ)の上から貼ったりすると低温やけどの恐れがあります。低温やけどは間近で見たことがありますが、皮膚や筋肉が壊死するとても怖いものです!ですので、洋服の上から間接的にお腹辺りを温めてあげましょう。これは私のようにトイレが近い人にも効果ありです。

初詣

ジブリの世界みたいでした。白狐が沢山の異世界。
2026年01月08日
新しい年を迎えましたネ。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

樹の参道?
2025年12月28日
今年も間もなく終わろうとしていますね。
本日無事仕事納めを迎えることができました。ご利用いただきました方々、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。
今年はどのような一年でしたか。
最近読んでいた学術書に次のような記述がありました。
「今の苦悩の原因は、親や環境、トラウマ、疾患などにあるのかもしれないが、現状の責任をとれるのはあなただけなのです」といった内容でした。「責任をとる」というと、厳しく突き放された印象がしますか?
私の解釈では、セラピーにおいて「責任をとれるのはあなただけ」というのは決して自己責任論ではありません。「あなたの人生という物語の主人公になれるのは、あなたしかいないのだよ」という、至極当然ながらにして忘れられがちなことを指しているのだと思います。
ですから「あいつが悪い、こいつが悪い、あいつのせいだ」という他責の思考が長く続く場合、「いつも他者を責めている私って、一体何なのだろう?」と、「私」に対する眼差し、興味関心を深めていくことの方が、人生をずっと豊かなものにしてくれます。そしてこのとき伴走できるのが、セラピストである私たちの存在なのでしょう。
来年の私の課題は、臨床だけではなく、今年に引き続き「心理療法とは何か」「生とは何か、幸せとは何か」といったことを学術的、学際的に考えていきたいと思っています。
お正月休みは、課題本を読むのとプロジェクターを使った映画鑑賞、少々の料理、ゴロゴロ…に時間を割きたいと思います。手始めに、以前教えていただいた『コンビニ人間』(2016,村田沙耶香著)をやっと読み終えました。唸りました。

2025年12月24日
今年のニュースで、子どもたちにとっては「AIカウンセラーのようなものの方が心の内を相談しやすい」というものがありました。気軽に使えるというだけではなく、誰にも言えない、言いたくない悩みや秘密を実際の人間よりも打ち明けやすい、心理的負荷が低いというのがあるようです。これはとてもよく理解できます。よく知らない人に相談するのはハードルが高いものですよね。一方で、AIに相談していた子どもが自殺してしまい、親が企業を訴えるという海外の報道もちらほら見聞きしました。
昔、祖母が在宅で寝たきりになったときに、喋る赤ちゃん人形(ぬいぐるみ)が与えられたことがありました。撫でたり話しかけたりすると短く応答したり、「抱っこ~」と甘えてきたり、時々おならもするのです。祖母は喜んでいて、それを眺めた人たちも笑っていましたが、半分認知症の高齢女性とはいえ、これで慰められるのだろうか…と思っていました。案の定、人形は程なくして飽きられ、見舞客がたまに来ると話のネタの一つになるくらいでした。この手の人形は今どのくらい進化しているのでしょう?AIを搭載してもっと豊富なコミュニケーションができているのかもしれないし、まだだとしても時間の問題なのでしょう。
そういえば、カズオイシグロの小説『クララとお日さま』は、クララというAIロボットの話でした。クララは裕福な家庭の子ども向けに造られたAF(Artificial Friend 人工親友)であり、知能が優れて高く、思考も感情もあって、買われていった先の家庭の病弱な女の子と親友となって最後までその子に寄り添おうとしていました。ただ、クララはAFとしてのスペックは最新ではなく、最後はスクラップ工場へ追いやられます。
二次元のAIの人間相手(カウンセラーや親友、恋人、結婚相手など)が出てきて、三次元も時間の問題だとして、じゃあ、それらが人間の役割を凌駕するのかといえば、例外を除き、私はそうはならないのではないかと考えています。なぜなら人にはメタ認知能力(思考する自分を更に俯瞰して思考する能力)があるので、たとえ一時的にハマったとしても、やがて「これは機械学習と深層学習を繰り返しているコンピュータに過ぎない」と心のどこかで悟ると思うからです。
もしAI相手で満足できる時代が来るとしたら、人間の死生観や愛の性質や意味が、ガラリと変わってしまうのでしょう。
スタンフォード大学、国際安全保障協力センターのハーブ・リン上級研究員は、「AI(機械学習)は統計学に基づいており、相関は示せても因果関係は導けない。最終的には人が直観を磨きながら、物事の判断をしていくことが必要であり、テクノロジーを過信するな」(朝日,2025.12.8)ということを言っています。
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コクリコ坂界隈
2025年12月10日
師走に入り段々寒くなってきましたね。
今年最後の研修で神戸まで出張してきました。会場は新長田にある兵庫教育大学の神戸キャンパスでした。新神戸キャンパスはビル数フロア分のサテライトキャンパスであり、ビッグキャンパスは加東市にあるようです。ちょっとした発見もありましたがそれはまたの機会に…。
2日間の研修でしたが、宿泊費高騰のため一泊で帰ってきました。でもせっかく旅費をかけて行ったのに、滞在時間が短いと損した気分になりますね。
ということで、一日目の研修後は、神戸市立博物館で開催中の『ゴッホ展』を観に行きました。事前予約制ですが金・土のみ夜8時まで鑑賞できます。ゆったり鑑賞できるかと思いきや、全くの予想外れ、すごい人だかりで行列、館内は後戻りできない仕組みとなっていました。神戸を皮切りに、来年以降、福島、東京へと続くようです。
何点かの作品は作品のみカメラ撮影OKでした。そのために更に並びますが、撮影のみ可能、最前列での鑑賞は不可という、要するにさっさと撮影して隣りに譲れという、とても慌ただしいものでした。
それでもアルル時代の『夜のカフェテラス』は、長く暗いトンネルを通過した先に突如後光が射したような非常に眩しい作品でした。ゴッホの幸福感、高揚感が見事に伝わってきました。決して十分マインドフルネスに堪能できなかったけれども、それでもあの光の色、黄色は素晴らしかったです。彼が苦悩の果てに見出した結実なのではないでしょうか…。
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今年も残りわずかですが、お会いできる方々との時間を大切に過ごしていきたいものです。

神戸市立博物館:重厚で美しい建物でした。

『夜のカフェテラス』