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サプライズ

2012年04月15日

昨日の朝でしたでしょうか、面白いニュースをやっていました。
何でも都内で開かれている金魚の品評会で、何百に及ぶ金魚たちが一つ一つの水槽のなかで優雅に泳いでいました。
色取り取りの可愛い金魚たち。えら横のひれ(腹ひれ?)、背びれ、尾ひれ、全体の大きさ、形、鱗模様などで甲乙付けられるようなのですが、どれも可愛く立派で、素人目にはわからない。鮮やかな朱色と白のブチ模様などは、染めの絹織物のよう。
農林水産大臣賞の金魚なんぞは、言われてみればふくよかで美しく、一級品でした。ただし、そう言われてみれば…。
さて、その隣の水槽に、真っ白で正絹のような光沢のふっくらした金魚がひらひらと泳いでいました。これ、何賞だと思いますか?農林水産大臣賞の隣ですよ!都知事賞くらいか何かなのではと…。
ところが、この金魚の垂れ幕には、「びっくりコーナー」とのみ。この見事な金魚、どうやらびっくりするほど大きいみたい。農林水産大臣賞と大きさは変わらないんですけどね。あまりの賞のギャップに笑ってしまいました。
大臣賞はなくとも「びっくり賞」。何とも可愛いではないですか。臨床心理にはサプライズが必要だと先日言われたばかりなのですが、金魚品評会のユニークさにサプライズを受けたのでした…。私も人生のびっくり賞くらい取りたいものです。
さくら花

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