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映画こぼれ話2
2012年04月28日
今日はまた映画の話。
先日観たラブ・クライム(原題 personal effects , 2009)です。
これは犯罪被害者の家族のグループセラピー(自助グループかな)が下地にさらりとあり、それぞれの家族の苦悩、裁判の行方と共に、メインはそのグループで出会った男女の関係が描出されています。
男女と言っても、40代でハイティーンの聴覚障害の男の子をもつ女性と、20代で元レスリング選手の青年の話です。いじめられっ子の男の子に青年がレスリングを教えることから、また3人とも犯罪被害者の家族という共通の痛みを抱えていることから、疑似家族的な交流および疑似?恋愛がはじまります。
けれども事態はあらぬ方向へ。個々の怒り、復讐心、思慕の念などが相混ざり…、単純な話では終わっていません。これは結構お薦めです。原題の personal effects とは、最初「影響力」くらいに思っていたのですが、実は「身の回り品、所持品」のことなのだとか。なるほど。映画の中に重要なアイテムが出てきます。ちょっと主演女優の演技がわざとらしいところがあるのだけれど…。
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↓ 今日のお昼はちょっと贅沢に。旅人に混ざり、東京駅で駅弁を買ってきました。
だけど、東京駅の混雑は凄かった。皆さん、いずこへ?
さてさて、昨日の画像の答えは、「カラスの巣」でした。あれは鉄道の高架橋(こんな言い方ある?)なんです。