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街角から3

2017年02月02日

明日は節分です。季節の分かれ目ですが、これから寒さが本格化しそうで嫌ですね。それでも日が延びてきて、午後4時頃はだいぶ明るくなってきたことに気付かされます。春を感じる瞬間です。

この間、時間の空いたときに書店巡りで靖国通りを歩いていたら、「岩波ブックセンター」の店主が急逝で再開の目処が立たないと張り紙され閉店していました。その前に新聞記事の斜め読みで、この書店の経営会社が破産したとの記事を読んでいたので、ああー、やっぱりそうなのね…と改めてしんみりした次第です。

岩波ブックセンターは岩波書店の書籍を中心に、人文系の文献が豊富な神保町でも有名な本屋でした。巷間に軽い読み物は溢れかえっていますが、学術書などは行くところに行かないと実物感を確かめられません。出版社も書店も経営が厳しい時代だというのはわかりますが、何とも残念なことです。

あるコラムでは、人文系の書籍の需要は無くならないという展望が語られていましたが、果たしてどうなるのでしょうね…。

画像は、これまた神保町の猫関係の本やカレンダーなどが揃っている本屋さんのブックカバー。街の小さな小さな本屋さんという感じで、こちらも有名。

So many books, So little time.

だから何を読むのか…。

姉川書店のブックカバー

姉川書店のブックカバー 味わいがあるでしょ?


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