2025年12月10日
師走に入り段々寒くなってきましたね。
今年最後の研修で神戸まで出張してきました。会場は新長田にある兵庫教育大学の神戸キャンパスでした。新神戸キャンパスはビル数フロア分のサテライトキャンパスであり、ビッグキャンパスは加東市にあるようです。ちょっとした発見もありましたがそれはまたの機会に…。
2日間の研修でしたが、宿泊費高騰のため一泊で帰ってきました。でもせっかく旅費をかけて行ったのに、滞在時間が短いと損した気分になりますね。
ということで、一日目の研修後は、神戸市立博物館で開催中の『ゴッホ展』を観に行きました。事前予約制ですが金・土のみ夜8時まで鑑賞できます。ゆったり鑑賞できるかと思いきや、全くの予想外れ、すごい人だかりで行列、館内は後戻りできない仕組みとなっていました。神戸を皮切りに、来年以降、福島、東京へと続くようです。
何点かの作品は作品のみカメラ撮影OKでした。そのために更に並びますが、撮影のみ可能、最前列での鑑賞は不可という、要するにさっさと撮影して隣りに譲れという、とても慌ただしいものでした。
それでもアルル時代の『夜のカフェテラス』は、長く暗いトンネルを通過した先に突如後光が射したような非常に眩しい作品でした。ゴッホの幸福感、高揚感が見事に伝わってきました。決して十分マインドフルネスに堪能できなかったけれども、それでもあの光の色、黄色は素晴らしかったです。彼が苦悩の果てに見出した結実なのではないでしょうか…。
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今年も残りわずかですが、お会いできる方々との時間を大切に過ごしていきたいものです。

神戸市立博物館:重厚で美しい建物でした。

『夜のカフェテラス』