2021年03月28日
久しぶりに神保町の三省堂本店までぷらぷら歩いてみました。臨床心理学・精神療法コーナーのチェックをしに行ったのですが、書棚の前に立ち全体を眺めてみると、アナログ時計の文字盤を眺めているような気がしてきて落ち着きます。
ネットで書籍を買うのはラクで便利だけれど、ヒットする情報は検索した範囲の周辺に限られるので非常に偏ります。大型書店で本を選ぶ良さは、今どのようなものが刊行されているのかおよその全体像がわかるのと、著者や内容だけではなく装丁やイラストも実際手に取って確かめられるところです。
服などショッピングはだいぶネット派になりましたが、たまにはイメージの世界を脱し、現実の手応えのある世界を訪れることを忘れないようにしたいものです。
カウンセリングに来られて本好きの方は、一度は神保町の書店街を歩いてみてください。相談室から見て神保町交差点の向かい側とその裏通り(すずらん通り)がメインになります。楽しい文房具店もあるし、疲れたら老舗のカフェやカレー屋さんも沢山あります。世界でも例のない書店、古書店街なのだそうですよ。