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(続5)自己破壊的な思考(自尊心ワークブック§5より)

2025年02月28日

本日は2月の最終日。この時期は経理処理に追われ、心はいつもアセアセし、ブログの更新も滞りがちになってしまいます。もっと平穏でいたいものです。

さて自尊心を高めるワークブックの続き。
5章では認知療法を扱っています。自動思考記録表を付けて自分の認知の偏りを知り合理的な思考に書き換えていくという、クライアントさんたちにはお馴染みの心理療法ですね。こういう療法をよくトップダウンの療法といいます。頭(前頭葉、新皮質辺り)を使って自分の状態を良くするように働きかけるからです。

また非生産的な中核的信念が17つ挙げられていました。(中核的信念とは自動思考とは異なり、字のとおりもっと内奥に存在するもので、この信念の分類の仕方は学者によって色々あります。)

例えばそのうちの一つ、「人生は公平でなければならない」という信念。私の内にもあると思います。なるべく公平であるような社会的取り組みは必要だと思います。しかし、心のなかにこの信念が頑なに存在すると、人と自分を比較して嘆くことにつながります。

では、私の場合の合理的な信念は何になるか。「人生は公平であったらいいと思うが、事実はそうではない。変えられないこともある。変えられることに目を向けていきたい」といった感じでしょうか…。

思考や信念の書き換えは難しい場合もあるので、そこはセラピストと一緒に取り組むといいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 


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