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映画こぼれ話

2012年03月31日

日中は強風でしたが、皆さんは大丈夫でしたか?
こちらは列車の運行状況も乱れ、おまけに風邪は咳に変化しつつあり、厄介な一日でした。マスクをしてカウンセリングをさせていただいていますが、花粉症の方は室内ではマスクを外されるのですね。小さな驚きです。
さて今日はまたまた映画の話。
最近観たのは「アジャストメント」(2011)。マイケル・デイモン主演のSF恋愛サスペンス映画だそうな。感想を一言で表すと、駄作。
何でも国民の運命についての情報が、全て本のような小型のコンピュータにinputされており、「運命調整局」という未来版CIAのような組織がそれを管理している。運命から外れて恋愛に落ちそうになったりすると、調整局の人達がやってきて阻止に画策するという筋です。
以下がアメリカっぽい。「運命調整局」はローマ時代から続くエンジェルの?組織で、何でもそのトップは神だった、というもの。最終的に神は主人公と恋人の強さにほだされ、その御心を翻し2人の運命を変えてしまう。
はぁー、もう何て言うのか本当につまらない映画でした。経済の低迷、時代の閉塞感がこういう映画を生んでいるのでしょうか。
これなら、似たような日本映画で「イキガミ」(2008)方が断然リアルな感じがして面白い。政府の陰謀説ものとして、こちらの方が今の日本に大変マッチしていると私は思います。若い人たちにお奨め。
聖母教会天井

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