2015年11月22日
昨夜、教会の前を通ったら、クリスマスツリーのイルミネーションが煌めいていました。ご覧のとおり↓質素で地味でしたが(写真も携帯で粗いのだけれども)、冷たい空気のなかで凛と輝いていました。
この時季届くのが喪中の葉書。自分と変わらない年齢の人や友人の両親といった方たちが今年他界されたことを知り、そうか、自分ももうそんな歳まで来たんだなとしみじみ思いました。メメント・モリ…。まだまだやりたいことや夢があるのだけれども、先の現実も見えてきて不安はたくさんあります。
「人は不安と恐怖があるからこそ、何かをやるんだよ」とある精神科医の先生がおっしゃっていましたが、正にそうなのでしょうね…。仕事やパートナー探しや何らかの活動をすることを、先生は行動処方として大胆に取り入れていました。そこまで患者の人生に踏み込む精神科の先生はあまり(ほとんど?)いませんが、私もその姿勢は賛成です。それらの行動処方とは、つまるところ、「何かを愛せ」ということでしょうね。人は誰かや何かから愛されることではなく、愛することで、生きていくことの不安や翳りが幾分でも和らぎ、光が差してくるのだと思います。
人は不安と一生付き合っていかなくてはいけないのですが、その付き合い方の質を変えていくのが、心理療法ないし精神療法と言われているところの目的なのでしょう。
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昨日の答え。
コロネでした。耳はアーモンドで出来ています。