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online事情

2020年05月10日

オンライン飲み会をしてみたら意外と楽しかったという話をよく聞くようになりました。

私はまだ未経験なのですが、仕事においては確実にonlineのものが増えてきました。同業者同士のミィ―ティングやクライアントさんに対するzoomやスカイプでのカウンセリングをはじめ、先日は自分のための心理療法をスイスの先生から受けました。

対面カウンセリングができない方には代替手段として電話カウンセリングを主に行ってきましたが、今後はスカイプでの提供も安定してきましたので電話カウンセリングをお受けになる方にはそちらも提案させていただきます。ただし、どういうわけかスカイプの私の音声が聞こえないという現象が幾つか発生していますので(こちらには皆様の音声と映像が届くのですが)、当日電話かzoomに急遽変更という場合もあります。zoomについてはソフトの脆弱性が指摘されていますが、日々補強されていると思いますので使用しています。

電話カウンセリングもオンラインカウンセリングも対面カウンセリングと遜色ないとされる専門家の方もいらっしゃると思いますが、私はあくまでも代替手段として使っています。直接、場を共有して、非言語の伝わってくるもの、感じられるものを大事にしたいと思うからです。

とはいえ世界はこの事情です。IT関係者のある方は「コロナ後も人々の生活は“非接触”型になるだろう」と嬉しそうに語っていました。私の根拠のない読みではコロナ収束後当面は非接触が続くがいずれ人々はonlineに飽きるだろう…となっているのですが、しかし当面に対処しなくてはいけません。

というわけで自分でもonlineで心理療法を受けたりして経験値を積もうとしていますが、まあ、やはり対面とは全く違う。普通のカウンセリングやコンサルテーションはonlineでもカバーできそうですが、催眠などを使った心理療法はあまり向いていませんね。モニターのなかの心理療法家はやはり遠いのです。セッションタイムが切れた後は、1人部屋にポツンと残される、何とも言えない孤独感があります。

画面が50インチくらいになると違うのでしょうか、等身大だといいのか、そういう問題ではないのか…。SF映画のように人物だけが空間に出現できて、触れてみるまでは映像だとは分からない、となればまた異なるのかもしれません。

 

in Japan

in Japan

 

 


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