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コロナ療養中の過ごし方のオススメ~暇潰しの方法~

2022年08月18日

コロナに罹ると10日間の療養生活(隔離生活)を送ることになります。私の場合数日間は高熱の乱高下を繰り返していましたが、熱が下がった後半5日間は「ああ、なんて暇なのだろう…どうやって過ごそう…」と空白の時間に圧し潰されそうになっていきました。とはいえ咳や全身痛などの症状があるので、本を読む気にもなれず、テレビも全く面白くなく、スマホも実に虚しく、嗅覚がなくなったためか食欲もなく、気力が湧かないって、ああ、こういうことなのねぇ…としみじみ無気力の辛さを感じていました。

でも時間がもったいない、10日間も無駄にするんだ…という焦燥感もあり、なので起きられる時間は英単語をツラツラダラダラ~とノートに書いたり、それから何よりベッドの上でも集中できたのは「間違い探しクイズ」と「難問、間違い探しクイズ」というムックでした。これが結構面白くてはまりました。

やったことがある人が多いかもしれませんが、左右二枚似たような絵があって違いを探していくものですね。これがやり出すと、認知心理学の実験のように思えてきて益々はまるのです。

絵に定規で線を引いて(情報を加える)ブロックを可視化できるようにすると、ブロック毎の絵にだけ意識を集中できるようになります。情報を加えることが、余計な情報を遮断し、錯視などから免れて必要な情報を正確に把握できるようになる、というところが本当に面白いなと思いました。

それでも頭を悩ます難問が必ず出てくるのですが、それも数をこなしていくと傾向が見えてきます。問題を考えているのは人だと思うのですが、「人間のやること、なすこと、考えつくことは大体どれも同じなのだ」ということが見えてきて大いに安心させてくれるのです。また混乱した場合は、一度絵から離れて時間をおいて眺めてみると、新たな発見ができたりもします。とらわれを捨てて、頭をクリーンにできるのでしょうね。

クロスワードなど知識が問われるクイズは知らなければ答えられませんが、感覚に訴えるクイズは病の時でも楽しめます。もしも無聊に嘆いている方がいらっしゃったらオススメ致します。


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