1. 心理 東京
  2. ブログ 心's LOOM
  3. きらきらした季節に

きらきらした季節に

2024年12月25日

今日はクリスマス。今夜が過ぎれば明日からは一気に街はお正月モードになりますね。どこかで節分の広告も見かけました。この変わり身の早さと商魂の逞しさ。スーパーは既にお正月用品が占拠し始め、今から数の子とか買うの?…とフシギになりますが、下拵えに準備がかかるのかしら?

きらきらしたこの華やいだ季節が嫌いではありませんが、この時季が嫌だ、苦手だという人たちの記事を読み、その気持ちも大いに理解できると思いました。クリスマスやお正月というと当然パートナーや家族と過ごすものだという暗黙裡の圧がありますよね。事情があって人間関係や家族関係から距離を置いている場合、より一層、孤立感、孤独感に苛まれるのがこの年末年始シーズンなのではないでしょうか。また、たとえ家族と過ごしていても、心が通っていない場合などもざらにあることでしょう。

そこで、ふと、考えてみました。家族以外の者同士、一人だと嫌だと感じる者同士が地域で気楽に繋がれる方法はあるのだろうか…と。それもクリスマスやお正月を祝えながら集まれる方法はないのだろうか…と。都心部は地域社会が希薄か無いに等しく、しかも着実に単独世帯は増えているし、孤立感を感じている人は沢山いるはずです。

うーーーむ。そこで考えたのが、「大人食堂」ってどうでしょうか。子ども食堂で「親可」「大人可」というのは見たことがありますが、純粋な大人食堂か、大人食堂(子ども単独可、子連れ可)というのがあってもいいのではないだろうか…と。もしかしたら既にあるのかもしれませんが、周りでは全く見かけません。この考えを身近な人に話すと、夢物語として一笑に付されるのですが。

今は卵大くらいの漠とした想念に過ぎませんが、ちょっと楽しみながら胸で温めておきたいと思います。


このページの先頭へ