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テレワーク

2012年03月09日

テレワークという言葉をご存じでしょうか?私は昨日初めて知ったのですが、言われて
みればあーそういうことね…と納得です。テレ=遠い、ワーク=仕事、つまり一定の勤
務地に出かけずとも、情報通信機器などを使って仕事をすること、だそうです。因みに
会社員でテレワーカーの人もいれば、法人格をもつテレワーカーの人もいます。
パソコンやモバイルなどを使用し、場所や時間に拘束されずに自由に仕事ができるので、
沢山のメリットがあるとのことです。例えば一極集中を緩和し(昨年の地震や台風の災
害時には首都圏の交通麻痺が深刻な問題でした)、 育児や介護をしている人たちの在
宅ワークを可能にし、企業側もコスト削減や利益増加が見込めるらしい。
一方、会社や働く人双方にとって、労務管理の問題など難しい面もあるとのこと。高度
な技術をもっている人なら時間単価の高い仕事があるにしても、データ作成などの仕事
の場合、安価に使われてしまうこともある。また会社の場合、新人社員を育てにくいと
いった問題もあるようです。
さて、テレワーク人口はこれから増えていくのでしょうか?
個人的に思うのは、働く形態が多様化するのはいいことだと思います。社会や集団で働
くのが苦手な人でも仕事への門戸が広がるからです。ちょっと思い返すと、私たちの3
世代前の人たちは、もっと居住地に近いところで働く人が大半で、通勤している人はあ
まりいなかったと思います。主要産業が変化したことが大きいのでしょうが、国内の第
三次産業も頭打ちの感のする昨今、勤務形態もまた自ずと変化していくように思います。
ただし情報通信機器だけに頼って仕事をしていると、意思疎通がうまくいかなかったり、
信頼関係を築けなかったり、返って不利益が生じることも多々あると思います。
心理カウンセリングでも、電話やスカイプ、メールによって手段が広がりましたが、や
はり場の空気というか間合いのようなものが非常に大切だと思います。当然なのです
けれど…。
車窓

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