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価値観

2012年06月27日

四方山話。
昨夜久しぶりに「cool Japan ! 」という録画してあった番組(外国人から見た日本のクールなところを発見する番組)を観たところ、なんとテーマは「すし」。
初めて知ったのが、そこら辺の回転寿司で食べる「数の子」は疑似数の子だった、ということです。もしやお正月に食べるものも疑似数の子?数の子は数の子なのですが…。
数の子は鰊の卵。鰊はもはや日本近海でほとんどとれないので数の子は高級品。では、どうしているか。デンマークでは鰊が沢山とれ、人々は数の子を食べない!食べる習慣がないから。その数の子を日本が多量に仕入れ、どろどろの粒々ペースト状にのばしてから、数の子雛形に入れて成形して出荷しているとのことでした。
何が言いたいのかというと、魚の卵を珍重する国民と、下手物扱いする国民がいるという、この価値観の違いです。西洋人もキャビアは食べるのに、そういえばギリシャ人はカラスミも食べるのに、一般的には魚の内臓は身に比べて一番下にランクされるのだとか。中国人の家庭では「魚の卵を食べると馬鹿になる」と子どもに教えているのだそう。へぇ…。私は子どもの頃から卵が入っていそうなカレイとかシシャモとかそんなのばかり狙っていましたっけ。
価値観なんてわからないものですね。
食に対する価値観はいろいろあるからこそ面白いのでしょう。すしは外国人にも大人気のようですが、卵の味がわからない方が日本人の口に入る量が減らないのでこのままでよし、としましょう。マグロは惜しいことです。世界的な味になったために、既に貴重品ですものね。
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