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家族交流
2012年08月14日
昨夜はどうしたわけか、この夏一番の寝苦しさを感じ、夜中の3時に目が覚めてしまいました。
何でも熱中症は、冷房を消してしまう夜中に生じやすいというニュースを見ていたので、起きて多量にスポーツドリンクを摂り再び床に就きました。
うつらうつらまどろみながら考えていたのが、日中自分もおこなった、なぜ人々はこうもお墓参りをするのだろう…ということでした。2,3世代の家族で賑やかに来ている人たちも多く、またかなりの数のお墓の供花が新しくなっていたので、ここ数日の間に訪れた人が多いのでしょう。なぜこうも墓地が「家族」を呼び寄せるのでしょうか。たとえ一人で来ていたとしても、お墓に眠る人の家族の場合が多いでしょうから、「家族」を呼び寄せることに変わりはないでしょう。
やはり人は、死についての不安や恐れを抱いているからなのだろう…と思いました。仏様の供養というのが本来の目的ですが、根源的には死が怖いからではないでしょうか…。
またお墓参りは家族行動で、家族行動であれば家族問題の一つでもあるはず…とも、飛躍して思いを巡らせていました。
盛夏の一時にこのようなファミリーアクティビィティ(←造語)があるのであれば、現在生きている家族間の問題(相互交流の仕方の問題)にこのエネルギーを少し振り分けてもいいのではないだろうか…と改めて思った次第です。つまりお墓参りをする気力と体力を、家族間コミュニケーションの振り返りにあててみてはどうかな、ということです。
ジジジジジッー