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リエゾン(Liaison)

2012年09月08日

最近勉強していてわかったこと…。
“リエゾン(Liaison)”という言葉について、今まで漠然と理解していたことがわかりました。意味は”橋渡しをすること(ドクターと患者間などの)”で、言葉の成り立ちは、リハビリと同じような感じで、リ・エゾンかな…と特に調べもせずに思っていました。当然、フランス語ですから違いますよね。
この言葉を最初知ったきっかけは、以前看護師さんが、リエゾンナース(精神看護の専門看護師)というものについて話してくれたからでした。精神科で医師と患者の意思疎通の橋渡しをし、患者さんやその御家族のカウンセリングなどもする。その職に就くのは大変難しいということも教えてくれました。
話を戻しリエゾンとは?
2つの単語を連続して発音するとき、その繋ぎ目に第三の音が現れる現象を指すとのこと。例えば les anges (天使)の発音がレ・アンジュではなく、レザンジュとなるのは、s が第三の音というわけですよね。フランス語選択の人には常識なのかもしれませんが、中国語選択の私には新鮮な驚きと共に感心しきりでした。
つまり、リエゾンナースもリエゾンカウンセラーも、二者を繋ぐときに初めて現れる「第三の音」なわけです。控えめでありながら音をもっているということ、なかなか面白いネーミングだと思いました。
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岬

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