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世間話
2012年09月11日
お昼時間に近所の友人の本屋さんへ用事があったので行ってきました。とりとめのない話を暫くし、この界隈についても話題が及びました。
ここ神保町界隈は最近お店の閉店・開店がめまぐるしく、もう幾つのお店が消えていったのかわからないくらいです。特に目立つのが飲食店。閉まるのも早ければ、次に居抜きで入るのも早い。なかには秀でているものもありますが、多くは味も工夫もさほど変わらない。学生が多い町なのに潰れるのも不思議ですが、長く残るお店は一体どのくらいなのか。
書店や古書店も存続が厳しいらしく、何かに特化していないと生き残れないみたい。本や雑誌が売れなくなって久しいけれど、時代が電子書籍化しているのも関係あるのでしょうか。
PCや情報端末をいじっていてよく思うのが、私たちは聴覚と視覚についてはある程度簡単に満たされているのかもしれないけれど、嗅覚と触覚についてはデジタルの世界は及ばないな…ということです。(これもいつか部分的に覆されるのか…。)
紙の触感、匂い、手応え、重み、好き勝手に書き込めること、存在感などを味わいたかったら、やはり紙媒体を失いたくない。そんなことをぼんやり考えたお昼でした。
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