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新年を迎えて

2013年01月04日

明けましておめでとうございます。
カレンダーを取り替え、また新しい手帳を降ろしながら、古くなったものをペラペラめくっては眺めていました。
去年の大半のことは既に忘却の彼方へ流れてはいるものの、走り書きの古い文字を見ながら2012年を思い起こし、さて、2013年はどんな年にしたいだろうと、あれやこれや思い巡らします。これが大体新年明けての楽しみごとです。
目標は明確に具体的に。昔、文を書くとき、具体性を表すために「数字を入れろ」ということを口を酸っぱくするほど言われました。これはちょっと冗談だけれど、知人のおじいさんは「一日一個お饅頭を…」が目標というかモットーでした。
「敢えて目標を定めない」という考えの人もなかにはいらっしゃいます。人は過去にも未来にも生きられない。人は「今、現在を生きる」のだから、未来のことに捕らわれてしまうと現在への関与が薄まってしまう、ということです。この考えも大変一理あり。
ちょっと現実的な問題ですが、歳をとったときのこと、未来に備えた保険などの支払いのことを考えると、一体私たちは未来のために生きているのか、現在を十分に生きているのか、わからなくなることがしばしばあります。
お正月はややシビアに、高齢社会の話題なんかも出て、さてどうやって舵を切っていくか…。すっかりバラ色の年明けというわけにはいきませんでしたが、スワン色の昨年末でした。
スワン
↑ 白鳥の越冬地にて

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