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休みを”いただく”
2014年08月15日
お盆休み期間の東京駅は総じてすごい人出でした。休みの期間は私も東京から離れて涼しいところへ行っていました。
「休みを取る」と言うときにいつも迷うのが言葉の使い方です。学生のときのアルバイト(サービス業)で、お客様との電話対応で「〇〇(職員名)は本日お休みでして…」と言ったら、それを横で聞いていたマネージャーに注意されました。「お休みをいただいておりまして…でしょう」と。その時は即、直しましたが、判然としなかった…。誰にいただいているというのだろう?お客様に?ご迷惑を掛けるから?
今でも、予定外の緊急の休みでない限り、「休みを取っておりまして」でいいと思うのですが、これって一体何なのでしょう。謙譲の美学?おもてなしの一部?世の中はもちつもたれつ、マネージャーがいわんとしていたことはよーくわかるのですが、自分が客の立場なら一体どう思うでしょうか…。
私はどうもこういうところにも対人恐怖の土壌を感じてしまいます。周りの目と、そこに自分がどう映るかを非常に気にする、日本の文化的特質を。漏れなく自動的に私もそのなかに入り込んでいて、ゆえにたった一つの言葉の使い方にも悩むのですよね。
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