2016年02月03日
相談室近所にはミニスーパーが2軒あります。以前は神保町交差点近くに比較的大きめのスーパーがありましたが数年前に無くなってしまいました。コンビニに比べて比較的大きめと言っているのに過ぎず、都会で暮らす人たちの食生活事情は一体どうなっているのだろうと前から不思議に思っていました。
でもここ最近は大型スーパーのプチ店が出来たので、私も時々利用しています。種類によっては地元のスーパーより野菜が安かったりして買って帰りたいくらいなのですが、遠路はるばるになるので諦めています。まあ地方のスーパーに比べて見劣りすることは確かですが、そこそこ頑張っています。先日は「柊」が売られていました。鰯が刺さっていたかどうかはおぼえていませんが、節分用の柊です。ね、頑張っているでしょう?柊を飾る家がどのくらいあるのかは別にして(笑)。
とにかく今日は節分の日。今日を境に季節が変わるのです。寒いのは今日まで(ですかね?)。季節の変わり目は邪気(邪鬼)が出るとされ、だから邪気(邪鬼)を追い払うために豆撒きがあるのだそうな。鬼というのは可視化・外在化したもので、実際は「気」の方なのでしょうね。ではこの邪気は一体どこから出てくるのか。自然界から?自分の内なる邪気?もしかしたらきっと誰もが、季節の変わり目に自分のなかの邪気を追い払う必要があるのかもしれません。そう考えるとこの儀式、なかなか重大なものに思えてきますね。