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家での過ごし方1

2020年04月16日

webinar(ウェビナー)という言葉をご存知でしょうか。

zoomのようなオンライン会議ソフトかと思っていたら、webとseminarの造語ということを初めて知りました。つまりオンラインセミナーなのですが、今回このコロナ状況下でイタリアやアメリカなどの心理療法家の方々の講義をオンラインで聴くことができました。各国の先生も御自宅から発信です。

多くの方が制限された暮らしをしていらっしゃるなかで、どうしたら心身共に少しでも健やか過ごせるのか、日々の臨床から気付いたことからも気を付けるべき点をシェアしたいと思います。

1、真の情報を手に入れる、センセーショナリズムに気を付ける

2、テレビを付けっぱなしにしない、一日に1,2回情報を更新するぐらいの気持ちでいる

3、ルーティーン(日課)を大切にする、日々に関心を持つ
 
  睡眠、衛生、健康的な食事、運動、戸外に出ること、瞑想、趣味、電話やオンラインで規則的に誰かと繋がるetc.

4、ユーモア、遊び心を忘れない

クライアントの方々に多く見られるのが、テレビを付けっぱなしにしていることが多く、益々不安を掻き立てられているように思います。不安を感じるのは自然なことですし、不安は状況の解決へと導いてくれるものですが、過剰な不安は様々な問題を生んでしまいます。

たまに買い物に行く以外、怖いから全く外に出ないという方もかなり見受けられます。ソーシャルディスタンス(約2m)を保ちながら、戸外に出て、風にあたったり、地面を踏んだり、歩くことは欠かせないと思います。5-10分でもいいので続けるようにしましょう。

それから真の情報に接するというのは大切で、先日も自治体のトップがデマLINEを拡散してしまったというニュースが流れました。私にもその拡散希望のLINEが届きました。扇情的な内容のものに触れることによって冷静さを失わないようにしましょう。

また、この未曽有の出来事においては、すぐに真偽が判明しない、白黒つかないグレーの状態に置かれることも沢山あります。答えをすぐに求めないという柔軟な態度も、情報に振り回されないためには大事であると思います。

家の中でのより具体的な過ごし方は後日また書きますね。

最後に何よりも、この状況下においてこそユーモアと遊び心を忘れずにいましょう。

 

 

moss-terrarium

苔のテラリウム with こだま

 

 

 


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