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いつもと違うことをする

2021年01月31日

明日から2月になりますね。この状態はいつまで続くのでしょうか…。生活や社会に与える影響を考えると不安になったり苦しくなったりします。一方心のどこかに、あまり人に会わなくて済むところがラクだなあ…と思う面もあったりします。

これも行動変容の一つなのかもしれませんが、最近読書をキンドルでするようになりました。実は昨年アマゾンで読みたい文献をポチっと押したときに、紙の書籍を選んだつもりがキンドル版で、しかもキャンセルできないことがわかり非常に悔しい思いをしていたのです。誰かにあげたくてもあげられないし、無用の長物だなと。

キンドルは電子書籍リーダーがないと読めないものだとずっと思っていたのですが、何てことはない、PCやスマホで読めるのですよね。昔、機械を買った人はどう思っているのでしょう…。今や大抵のことはスマホでできるので、何事も食わず嫌いはやめて一度は虚心坦懐に事に臨もうと思った次第です。

キンドルの良さは、毎日の鞄の重量が格段に減ること、ベッドで読んでも腕が辛くないこと、わからない箇所をその場で検索出来たりメモが出来たりと各種機能が揃っているところですね。今の人は辞書を片手に読まなくて済むのですから、時間が短縮できて実に羨ましい!そうはいっても紙の書籍の方が断然読後感があるのですが。

さて、初めてキンドルで読んでいるのは、ユヴァル・ノア・ハラリ著/柴田裕之訳『サピエンス全史』文明の構造と人類の幸福(河出書房新社、2016)です。ユヴァル・ノア・ハラリ氏はヘブライ大学の歴史学の教授です。世界的なベストセラーなので御存知かもしれませんが、とても興味深くてぐいぐい引き込まれます。

コロナ禍の現在、ウイルスと人類がこれほどまでに近い存在になったことも大局的に歴史の流れを知るとより理解が深まります。何より、我々ホモ・サピエンスは相当恐ろしい生き物なのだと思い知らされます。これからの時代を生きていく人たちは読んでおくといい一冊でしょう。

ゆく川の流れ

 


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