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人と動物

2012年03月22日

暖かな一日です。
明日はまた寒くなるらしいです。三寒四温だなあと思っていたら、これは冬の言葉でした。同じような間違いやすい言葉で、小春日和というものがありますね。これは春ではなく、秋を表す言葉なんですよね。
さてさて、私はおよそカタカナ職業が苦手なのですが、例えばアーティストとか、クリエイターとか、一体何をしているのだろうと頭を悩ませてしまうわけです。芸術家とアーティストとでは使われ方が全く違うと思いますし、クリエイター=創造主?と思わず揶揄したくなるような気分にも…。
でも考えてみれば、カウンセラー、セラピストもカタカナ職業でした。セラピスト(therapist)は「the rapist だからね」とドクターから言われたことがあります。だから、よくよく自覚せよ、ということでしょう。
前触れが長くなりましたが、そんなこんなカタカナ職業が苦手でも、コピーライターの糸井重里さんが刊行している日刊イトイ新聞(ウェブサイト)はしばしば目を通します。好きなところしか読みませんが、必ず目を通すのが「気まぐれカメラ ブイヨンの日々」。
これはブイヨンという犬と糸井夫妻の織りなす日々を、犬の目から語ったもの。勿論、本当は犬ではなく、糸井重里氏が犬の気持ちを語っているのですが、これが嫌みがなくとても温かく可愛い。
人間と動物は言葉を交わせずとも、信頼関係を築くことはできるのですよね。考えてみれば不思議だと思いませんか?種を超えてお互いを大切に思えるのです。
『星の王子様』で、王子様とバラの花の関係、王子様と砂漠のキツネの友情関係がありました。これは人間関係の譬えなのかもしれませんが、同時に、種を超えた関係でもあるのかもしれない…と思いました。
相模湾

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