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夏休み前

2012年07月16日

今日は地元のお祭りです。
今これを書いている間も、ライブの音楽などが風に乗って運ばれてきています。
子どものときと違ってお祭りを見ても心を動かされないけれど、出店の食べ物をあれこれ買い込んで夕飯にしたらすっかり調子が悪くなってしまいました。
どうも最近免疫力が落ちているみたい(汗)。この時期は皆さんもどうぞ注意してください。
さて、大津のことがあり、様々な著名人のいじめ問題に向けたメッセージを読んでいました。いじめられている子やいじめを目の当たりにしている子たちに向けられたメッセージが多く、子どもたちの目に届いていればいいな…と思います。
とにかく不快な思い、怖い思い、いじめなのか、からかいなのか分からずに悩んでいることなども、一人で抱え込まず話をしっかりと聞いてくれる大人に話しましょう。子どもにもプライドがあって、いじめについて話すことはとても勇気がいると思うけれど。
大人も子どものサインに気をつけていることが大事だと思います。
だけど…。
問題はもっともっと根深いのかもしれない。学校組織や教育委員会の在り方とか、構造的なもの…。
私がここ最近知って呆然としたこと。
もう数十年前、殴る蹴るは当たり前、全校集会の時にある生徒の頭を土足で踏んだり、生徒の容姿や能力をからかっていた体育の教師が、現在、中学の校長になっていたことでした。
彼の校長としての抱負は、「いかにして学校の風紀を守っていくか」。
教育や学校って何なのでしょう。社会化や集団生活って一体何なのだろうと、いじめの問題は常に突きつけていると思います。
夏の夕空
↑ 「空に吸われし、15のこころ」という啄木の歌、「空にすくはれし、15のこころ」と間違って憶えていました。だからいつも思い出すのは後者。

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