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スマホ依存

2014年07月16日

昨日の「クローズアップ現代」だったでしょうか(録画で観るのでいつのか確認しておらず)。小・中学生のスマホ依存対策について取り上げていました。ある自治体は夜9時以降はやってはいけないという規則を設けたようですが、これから先どうなっていくのでしょうね。
小・中学生のみならず、高校生、大学生もスマホ依存は多いと思われるし、大人もどうなのでしょうか。最近多いなと感じるのが、電車の乗り降り時に悠長にスマホをいじっている人。ラッシュ時など既にベルが鳴って、尚まだ乗っていない人が沢山いるときでもお構いなし。その人の世界に完全に没頭しているようです。
6月頃のコラムか何かで読んだ記事に、「中学生が一日一時間以上スマホを使うと学習成績が低下する」という東北大の先生が行った統計調査をとりあげたものがありました。これはスマホに没頭して勉強時間がなくなったからではなく、スマホを使用した後しばらくは前頭葉が麻痺するためではないか、ということでした。スマホ時間も勉強時間も多い子より、スマホ時間も勉強時間も少ない子の方が、テストの平均点が高かったそうです。また、一日一時間以内スマホを使う場合は、全く使わない子よりも、頭が活性化されて点数が良くなるようです。
じゃあ、たとえば最初に2時間勉強し、その後スマホを1時間以上使って寝たら、勉強効果は損なわれるのでしょうか。詳しい内容はわかりませんが、スマホ使用と脳の関係について研究や議論が活発になることを願います。子どもの脳は、大人の脳と違うということも大切な点ですよね。

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