2015年09月23日
連休の一日、自己催眠の一つである自律訓練法の研修に行ってきました。以前から実践してはいたものの、催眠を専門に研究している笠井仁先生の講義は大変奥の深いもので、背景、歴史、理論、雑学など久しぶりに大学の講義を受けているような満足感を覚えました。
自律訓練法は「自分で催眠状態をつくり出し、暗示をかけ、心身の状態を健やかにする」方法です。適用には禁忌症もあり注意が必要ですが、おぼえれば数分でできるものなので改めて便利だと思いました。ただし、どのトレーニングもそうであるように一日に数回を継続して行っていくことが大切なので、継続が苦手な方は「効かない…」で終わってしまうものなのでしょうか。
瞑想に近く、とても気持のいいものなのです。因みに先生曰く、「”瞑想”というのは、本来、”冥想”が正しい」と指導教授から教えられたそうです。
冥=くらやみ、心の奥深いところに想いを馳せること、自分を知ること。これが冥想。自律訓練法から脱線しましたが…。
実践では、実践前と実践後に色鉛筆でサッサと絵を描きました。描かされました。何でも自由に好きなように。心の赴くままに。下手で恐縮ですが、以下がそれ。何でも実践前は寒色系や線描が多く、実践後は丸みや暖色系が増えるそう。描いている内容も勿論分析の対象になるわけですが、それはさておき。
小さめにね。
before:入り江の夕陽、寂しそう…。
after: 浜辺のヒトデと貝、生物ですね。ヒトデは貝を食べちゃうのでしたっけ?