2015年12月19日
最近の嬉しかったこと。
ずうっと電車の中で開いては眠りに落ち、布団の中で開いては眠りに落ち、カタツムリの速度でしか進んでいなかった本を一月かけてやっと読み終えました。それはH.S.サリヴァン著の『精神医学的面接』。臨床に携わる人にとっては古典的名著なのですが、講義を文章化しているためなのか(すなわち話し言葉ということ)、私にはとても読みにくかった。はて、何言っているんだろう?という部分もありましたし。
こういうことは割とあって、なかには「歯が立たない」と思う文献も、この広い世の中には沢山あります。
ところが、一度読み終えて二度目にtryすると、遙かに速く深く理解が進みます。これも読書の醍醐味なのかもしれませんね。それに更に難解な文献ならば、速効の睡眠剤の役目を果たしてくれます。
↑ 暮れの白山通り