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ブログ 心's LOOM

ものそのもの

2012年08月03日

通勤時にまた森田療法の本を読んでいます。
森田療法の本は通勤時がどうやらぴったりきます。何度読んでも参考になります。というよりも一度読んだくらいでは理解が進まないというか…。

休日になると、まずは午前中にやらなくてはいけないことを済ませます。ゴミ出し、外の掃き掃除、掃除機、etc. これをしている間は大体夢中になるのですが、いつも「早くしよう、早くしよう、時間がもったいない、もったいない」という大きな焦りがあり、何かに追い立てられているような気分になっています。

よく頭に浮かぶのが「時間は作るもの」と「時間がないは言いわけ」。きっと誰かが使っていたフレーズを自分の中にしっかりと input してしまっているのでしょう。

この焦りを感じながらやって、家事以外の成果はどうなのか。成果はいつもあまり芳しくなく、あー、あれもやりたかった、これも手が付けられなかった、という無力感に襲われているのです。

それが森田療法のなかで、「仕事でも遊びでも家事でも、どれが有益でどれが無益かなんて、いったい価値批判をおこなえるのだろうか」・「目の前のものごとに同化し、なりきれ」ということが述べられていて、自分が知らず知らずのうちに「家事は最低限やらなくてはいけないことで、勉強などに比べて自分の助けにはならないもの」と捉えていたことが苦しかったんだと気づきました。

目の前の「ものそのもの」になりきることができたら、どんなに心が自由になるか。楽しめるか。先のことを案じず、目の前のことを淡々と楽しくやっていこうと思います。クライアントさんにはよくそのようにお話ししているのですから、まずは自分がそうでないと、ですね。


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↓ パンフレットの旅。休憩時間のお楽しみ。

パンフレットの旅



she see sea

2012年08月02日

上記タイトルのケーキ屋さんがありました、確か…。
sees にならないと本来おかしいけれど。
所用のため、本日はまた後で更新しますね。

sea

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ふぅ…。今日も一日暑かった…。
早速、上記タイトルを見た知人が、「シーとスィーと発音が違うから、ナンセンスな名前だね」とうるさいことを言ってきました。確かに韻を踏んでいませんね。それよりCCCという歌が昔あったとか。これを知っている人はかなり年配でしょうね。私は知りません。さて、今日は特段書くことがないのだけれど、ああ海が見たいな…と思い、上の画像を掲げました。

海が特別好きというわけではないのですが、眺めていると気持ちが広がっていく気がします。小さいとき虚弱体質だったので、海へ連れて行かれ潮風に無理矢理あてさせられていたからでしょうか。潮のあの匂いに余計気持ちが悪くなっていたんですけれど。

海には何かと縁があり、学生の時は漁師さんのお宅の子の家庭教師をしていました。漁師町へ行くと、そこかしこの坂道や塀の上に猫がウヨウヨいてとても恐ろしかったです。当時は猫が嫌いでした。嫌いというより、よく知らない生き物だったから怖くて苦手だったのでしょう。犬は笑うけれど、猫は顔のパーツが真ん中に寄って表情がないし(今はそうは思いませんが)。そのうち、ある1匹の子が、道の真ん中でいきなりゴロンと仰向けになり、ニャンニャン鳴きながら左右に体を揺すったときは、もう小道のどこを通ったらいいものやら困り果て、時間ぎりぎりになってしまった記憶があります。苦手…、というものも、絶対的というわけではないんですよね。



mini失敗

2012年08月01日

葉月に入りました。葉月というのは、いい響きですね。
毎日の電車の効き過ぎの冷房(省エネなんぞどこへやら)と、睡眠不足のせいか、失敗をやらかしてしまいました。

お世話になった方にお見舞いをお渡しする機会があり準備をしていました。些細なことではあるけれど、お見舞い袋の表に、自分の名前ではなく相手方のお名前を書いてしまった。一応、様は付けましたが、自分の名前はなし。

袋の中も外も見直し、お渡しした後で、道をぶらぶら歩きながら「何か変…」と気付く。あ…。何としたことか。しっかりしているつもりがぼけーっとしていました。でも、もはや仕方ない。後から変と気付いただけで、まだましと思うことにしましょう。

問題なのはこのぼーっとした状態を早く抜け出すこと、ですね。
今朝の車窓より。走っているときに撮ったので伝わりにくいと思いますが、かなりの入道雲(積乱雲)でした。このあとこの地は30分の土砂降りがあったとか。

朝の空

急激な天気の変化に気をつけましょうね。



リフレクソロジー2

2012年08月01日

はっと気づけば午前様です。

今夜は友人によるリフレクソロジー第二回目。

何でもふくらはぎが人より硬いのだとか。硬すぎて揉むと痛い。痛くて頗る気持ちがいい。「これは肉が締まっているからなんだよね?」と思っていたら、どうやら違うみたい。座骨神経の辺りが反応しているとのことでした。腰が弱いのは遺伝だし、最近長時間椅子に座っているのが苦痛で仕方なく、通勤時間も足がモゾモゾソワソワしていました。

揉まれて天にも昇る気持ち。

もしこれがロボットに揉まれているのなら、さして心地よくないだろうな。温かい手に強弱、緩急をつけてやってもらっているから、リラックス効果大なのでしょう。施術中の自分の足のphotoを撮ったのですが、あまりに逞しくて(本来はもっと細いハズ)加工しないと載せられないことが判明しました。足も人の意識を離れ、だらりんとしていたのでしょうね。

今日はこれにて。





俯瞰

2012年07月30日

今日は暑いなかにも爽やかな風がありました。
それでも外にいるとだんだんボォーとしてきて、どうも生活も気分もだらだらだらだらしてしまいます。まあ、それも心地よいのですが…。

ここのところ、ある1冊の本を読んでいました。それはある自治体の首長のことを扱った本。

その人(首長)が選挙で、例えば A という公約を掲げました。

本人曰く、「( A は)大学生が何年かかっても理解できない政策」とのこと。

またまた本人曰く、「( A について )市民への説明に、(人々がどうせわからないであろう)専門的、解説的なことは何一つ必要ではなく、心に響くような訴えであればそれでいい」とも。

市民を愚弄しているというか、こういうのをアジテーションっていうんじゃないの?と思ったとき、だらだら気分が一気に吹き飛びました。心理と全く関係のない話ですが、ときに世相に目を向けてみることも必要なことだと思いました。

昔々青少年の頃読んだ本に、吉野源三郎著『君たちは、どう生きるか』いうものがありました。有名なので読んだ方も沢山いらっしゃるでしょう。中学2年生のコペル君(渾名)が叔父さんとデパートの屋上へ行って、眼下の往来を行き交う車や人々を眺めるシーンがあります。「俯瞰して初めて見えてくるものがあるんだよ」ということを、コペル君は叔父さんに教わります。大変印象的なシーンです。

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夏のスキー場
↑ アルバムより〜。夏のゲレンデ。





五輪ちら見

2012年07月29日

五輪が始まりました。
朝、ニュースを見ようとテレビをつけたら、ちょうど競泳の再放送がやっていました。オリンピックに全く興味がないのですが、動くものに反応する猫が釘付けになっていたので、つられて観ていました。

男子400m個人メドレー決勝で、高校生が銅メダルを取ったとか。よかったですね。そして次。男子100m平泳ぎ準決勝に出た期待の北島選手。残念でしたね。この人が「自分に期待をしている」というコメントを前日に聞いていたので、自分を鼓舞するためなのか、すごい自信だなと思っていました。

結果はともかく、この「自分に期待する」という客観化。「自分」との距離感。自分への信頼がなければできないことだろうなと思いました。結果=実力ではありませんし。
個人的に「自分に期待をしている」とは毛頭言えないにしても、「自分を信頼する」ということはスポーツ選手に限らず誰にでも大事なことじゃないかなと、教わったような気がします。

世界各国の選手たち、みんな頑張ってくださいね。

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雪洞2
提灯と月





道明かり

2012年07月28日

間もなく日付が変わろうとしています。
今日は隅田川の花火大会があったようですね。
混むと大変なことになるので、ルートを工夫して帰りました。電車もスキスキ、快適でした。

そして駅に着いたら、またもや地域の小さなお祭り。
子ども以外、面白くもなんともない小さな神社のお祭りなのですが、提灯のぼうっとした灯りが幻想的で、しばし足を止めて眺めていました。

ぼんぼり

神社といえば、昔、能登半島の山間部を車で走っていたときに、厳かな雰囲気の杉木立に囲まれた古い神社が集落ごとに何十と点在していて、それはそれは美しいなぁ…と、溜息が出るほどでした。まるで、日本昔ばなしのような世界が広がっていました。またいつか行こう。残っていますように。







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