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ブログ 心's LOOM

2012年07月27日

ブログ更新が午前様になってしまいました。
今日は帰り道に ipod を止めて、虫の音を聞きながら歩いてきました。夜も暑いせいで、まだまだかすかな鳴き声です。

今日は約10年ぶりぐらいに突然友人から連絡をもらい、夜少し会うことができました。
不思議だったのは、ここのところ彼女のことを頭の片隅で思い出し、そして先日行った美容室のスタッフの女の子がとても彼女に似ていたので、尚更思い出していた矢先のことでした。
思い出そうとして思い出したのではなく、漠然と頭のどこかに浮かんでいた、とでも言ったほうがしっくりきます。

突然連絡をくれるなんて、勇気がいっただろうし、とても嬉しかった!
長い間途絶えていても、再び会うこともあるんだなーとしみじみ。自分からも時間をつくって誘うことを時々はしてみようと思いました。私はついつい無精になってしまうので。今日は途中もう一人遠方の友人に会うこともでき、元気になった笑顔が見られて嬉しく思いました。

朋あり遠方より来たる、また楽しからずや…

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tea break







夏休みの過ごし方

2012年07月25日

学校が夏休みに入ったせいか、このところの東京駅はぐっと人が増してきました。幼稚園、小学校くらいの子どもたちが多い。家の近所でも、学校のプールへいく子たち(たぶん)やらで朝とても賑やかです。学校が終わっても学校へ行くんだなーと心底感心します。

あー、私は夏休みが好きではありませんでした。学校が好きだったからではありません。1ヶ月半の夏休みが短すぎて好きではなかった。7月はまだいいけれど、8月の1ヶ月はあっという間に消えてしまう。「あ〜はかないな…」なんて真剣に思って感傷的になっていました。お祭りもお盆も花火などの夏の風物詩もそれなりに楽しんではいたのだけれど、「どうせ終わるんだし…」と少し醒めてもいたし、スターマインを見てもきれいすぎて刹那的で寂しくなったり。

子どもはみんな元気いっぱいで自然のなかで遊ぶ、そんな単純でもないのだと思います。自然のなかで遊んでいても、それぞれそれなりに感じるところはあるわけで。
今の子どもたちはどんなことを考えながら、どんな風に一夏を過ごしているのかな…。子どもたちを見るとしばしば気になります。


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a cat in the box
↑ 宅急便?






見えない恐ろしさ

2012年07月24日

夕方の休憩時間に新聞サイトを眺めていたら、号外が載っていました。イチローの速報とは違います。

号外:福島県以外の10都県で原発事故由来のストロンチウムを初確認…

しばらくの後、一般記事で報じられていました。
10都県は東北と関東一帯です。量やどのくらい危険なのかは報じられていませんでした。

実は、ちょっと世事に好奇心旺盛な人から、体温計のような大きさの放射線測定器を贈られていたのですが、今は家の片隅に転がしてあります。「測ったからってどうするの?」というのと、「あまり神経質になってもねぇ…」ということで。

ですが上記のようなニュースを見ると、ホットスポットを知っておいて、幼い子どもを遊ばせないとか、近寄らないとかの策はとるべきなのでしょうね。未曾有の出来事への一応の安全策として。
もちろん情報を入手しても、情報に振り回されないことが大切ではあります。


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夏の風物詩
↑ 愛用品。



ビッグイシュー

2012年07月23日

ビッグイシュー(The Big Issue)日本版というものを時折読んでいます。
この冊子、ご存じでしょうか。
ホームレスの人たちが路上で1冊300円で売り、売れればそのうちの160円が販売者の収入になるというものです。
社会参加と自立の一歩をはかるための活動なのです。全国の主要な街角で売っています。

大変薄い冊子。その割に社会問題は勉強になるし、時の人のゴージャスなインタビューなども楽しめます。
でも、私が一番面白く読んでいるのは、「ホームレス人生相談」と「今月の人(ホームレスの人の生い立ちをごくごく簡単に紹介する)」コーナー。「ホームレス人生相談」は、ホームレスの人が相談するのではないのですよ。一般の読者がホームレスの人に人生相談をするのです。なんだか生きづらいとか、気力がわかないとか、人間関係が苦しいとかを、です。これが企画として面白い。

なかなかの鋭い回答です。アイデアあり、人情味ありで、唸ったり、ためになったり、勉強になり楽しい。
ついつい、「で、どうしてあなたは今ホームレスなのですか?」と問いかけてみたくもなりますが、それは愚問というものでしょうね。

The Big Issue

竹林
↑ 暑い暑い夏。竹林の微風を。今日はヒグラシの鳴き声を聞きました。





花日

2012年07月22日

ふぅー。
花金という言葉がありましたけれど、私にとっては花日。
相撲は日馬富士が勝ち、前場所優勝の旭天鵬は2勝目をあげました。旭天鵬、よく頑張ったね。優勝した平幕力士が、次の場所でスカスカになってしまうのは悲しくて見ていられません。最後の2戦で2勝、凄いではないか!

さあ、今日は業務を終え、掃除もし、ゴミもまとめたので、これで帰ります。一日を無事終えられるのはありがたい。これから家に帰ったら食事に映画。今日は短く終わります。

ウンベラータ
↑ ウンベラータよ、おおきくなあれ。



かつてのブーム

2012年07月21日

昨日今日と寒い日が続きますね。

明日は相撲の千秋楽。
相撲に関心を寄せていたのは遙か昔高校生の頃だったと思いますが、当時は貴闘力、水戸泉、寺尾、舞の海、などが好きでよく放送を観ていました。

女心と秋の空、マイブームは一時のもので、今はちらほらごくたまに気にする程度。明日は白鳳と日馬富士、モンゴル出身力士の対決です。お互い14勝同士。

相撲の取り組みもさることながら、私はモンゴル出身の力士の日本語の上手さにいつも驚いています。どうしてあんなに自然なのでしょう。モンゴル語と日本語は構音・発音のしくみなど似通っているのでしょうか。日本人がモンゴル語を習ったら同じように上手なのでしょうか?まあ、明日はどちらが優勝するのか、どちらになっても流暢な日本語を堪能したいと思います。

ところで、先場所最年長優勝した旭天鵬(モンゴル出身)、今日やっと白星(1勝13敗)が出て良かった!


聖橋



青年たち

2012年07月20日

昨夜はなかなか爽やかな映画を観ました。
映画の名は『ヴィンセントは海へ行きたい』(原題Vincent will Meer  ,2010 ,独)。wowowで放送されたものを録画して観ました。

3人の青年のロードムービーです。というと、どこにでもありそうな青春映画かもしれませんが、心的疾患の治療施設から抜け出した3人組の話です。

トゥレット障害(運動性チックと音声チックがみられる)の主人公の青年と、摂食障害(拒食症)の女性、主人公のルームメイトの強迫性障害(不潔恐怖)の男性が、ドイツからイタリアの海(たぶんアドリア海)を見に行こうとポンコツ車で向かう話です。

主人公の青年は、施設に入る前は障害のために外出できず、母と二人でひきこもった生活を送っていました。母が亡くなり、母の若い頃の写真(イタリアの海を背景に笑って写っているもの)をもち、母の遺灰を海へ捲きに行こうとイタリアを目指します。

3人はそれぞれとても苦しんできたであろうに、お互い我が強過ぎて衝突することが多くハラハラの連続です。拒食の女の子に男性2人が「食べることなんて簡単。なぜ食べないのか?」とズケズケ聞いたり、不潔恐怖の男性は他の人にも「手を拭け」などとあれこれ指図する。拒食の女の子は「心の痛みをとるためよ」といってマリファナを吸い、周りをも誘う。

アルプスに近い山越えの旅は、3人の感情や本音を激しくぶつからせるけれど、やはりどこかで共通点のある人たち。やがて深い友情を築いていきます。それはとても羨ましくさえ感じました。

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万世
↑ 神田界隈の風景「肉の万世」




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