1. 心理 東京
  2. ブログ 心's LOOM

ブログ 心's LOOM

かつてのブーム

2012年07月21日

昨日今日と寒い日が続きますね。

明日は相撲の千秋楽。
相撲に関心を寄せていたのは遙か昔高校生の頃だったと思いますが、当時は貴闘力、水戸泉、寺尾、舞の海、などが好きでよく放送を観ていました。

女心と秋の空、マイブームは一時のもので、今はちらほらごくたまに気にする程度。明日は白鳳と日馬富士、モンゴル出身力士の対決です。お互い14勝同士。

相撲の取り組みもさることながら、私はモンゴル出身の力士の日本語の上手さにいつも驚いています。どうしてあんなに自然なのでしょう。モンゴル語と日本語は構音・発音のしくみなど似通っているのでしょうか。日本人がモンゴル語を習ったら同じように上手なのでしょうか?まあ、明日はどちらが優勝するのか、どちらになっても流暢な日本語を堪能したいと思います。

ところで、先場所最年長優勝した旭天鵬(モンゴル出身)、今日やっと白星(1勝13敗)が出て良かった!


聖橋



青年たち

2012年07月20日

昨夜はなかなか爽やかな映画を観ました。
映画の名は『ヴィンセントは海へ行きたい』(原題Vincent will Meer  ,2010 ,独)。wowowで放送されたものを録画して観ました。

3人の青年のロードムービーです。というと、どこにでもありそうな青春映画かもしれませんが、心的疾患の治療施設から抜け出した3人組の話です。

トゥレット障害(運動性チックと音声チックがみられる)の主人公の青年と、摂食障害(拒食症)の女性、主人公のルームメイトの強迫性障害(不潔恐怖)の男性が、ドイツからイタリアの海(たぶんアドリア海)を見に行こうとポンコツ車で向かう話です。

主人公の青年は、施設に入る前は障害のために外出できず、母と二人でひきこもった生活を送っていました。母が亡くなり、母の若い頃の写真(イタリアの海を背景に笑って写っているもの)をもち、母の遺灰を海へ捲きに行こうとイタリアを目指します。

3人はそれぞれとても苦しんできたであろうに、お互い我が強過ぎて衝突することが多くハラハラの連続です。拒食の女の子に男性2人が「食べることなんて簡単。なぜ食べないのか?」とズケズケ聞いたり、不潔恐怖の男性は他の人にも「手を拭け」などとあれこれ指図する。拒食の女の子は「心の痛みをとるためよ」といってマリファナを吸い、周りをも誘う。

アルプスに近い山越えの旅は、3人の感情や本音を激しくぶつからせるけれど、やはりどこかで共通点のある人たち。やがて深い友情を築いていきます。それはとても羨ましくさえ感じました。

*******

万世
↑ 神田界隈の風景「肉の万世」




なりすまし

2012年07月19日

朝何気なくニュースを見ていたら、サクラサイト商法について報じられていました。詐欺商法で、しかも個人の被害額が何百万-何千万というケースもあるそうなので、こんなの知らなかった…では済まされないなと危険を感じました。

とにかく、日頃自分が使っているメールアドレスは、無防備に世界に公開しているくらいのつもりでいたほうがいいですね。だから、知らないところからもメールが届くのは当たり前。届いたら、一つ一つ削除していくしかない。仮に中を開けても、余計なリンク先をクリックしないことです。

とても卑怯な手口だと思いますが、芸能人や医師や実業家といったお金持ちや占い師になりすましたメールも届くことでしょう。「相談にのってほしい」というメールもあるだろうし、「悩み相談に乗ってくれたらお金を上げます。換金できるポイントを上げます」、というメールもあるでしょう。お金をあげるといいながら、その前にお金を払え、というのも変な話です。

しかし、一見してすぐに怪しい話だとわかると思うのですが(簡単に利益を得られる話やうまい話ほど眉唾ものです)、どうして人は引っかかってしまうのでしょうか。こういうときに「洗脳」という言葉がよく使われますが、洗脳は時間がかかるものだと思います。最初の一歩を踏み外すときにこそ(返信する、という行為)、問題が潜んでいるように思います。どこかで怪しいと感じながらも、「自分に限ってまさかね…」という思いが働く。寂しかったり虚ろな時を過ごしているときに、なんとなくはまってしまうのかもしれません。

独立行政法人国民生活センター(http://www.kokusen.go.jp/ncac_index.html)の注目テーマというところに詳細が記載されています。万一、不当な金銭を請求されても、払わずに相談する。やり取りのメールを保管しておくことも大切だそうです。お互い気をつけましょうね。

空






暑さ対策

2012年07月18日

今日も暑かったですね。東京は特に暑い!夜も暑いまま!
屋外で働く人は比じゃないと思いますが、水分補給をまめにしましょう。食欲が落ちても、水分補給が大切だそうです。

ここ一月ぐらい、朝起きても体が動かない日々が続いていたのですが、冷え切ったカフェオレから抹茶オレを飲むようにしたら、朝が冴えてきました。市販の抹茶ティー用粉末に、純粋な抹茶を少量加え、牛乳も足して作ります。濃いめに作って、牛乳で割るのがコツ。朝晩愛飲し、体が動く。しかも、この世の中にこんなに美味しい飲み物があったのだろうか…という自己満足的な境地にもなります。

ここのところ心理統計の勉強をしているのでブログに割く時間がないのですが、抹茶オレで夏を乗りきるつもりでいます。

昌平橋
↑ ライトアップされた秋葉原・昌平橋。じゃなくて万世橋でした。なかなか風情がありますよね。どのぐらい経つものなのでしょうか。




散策

2012年07月17日

梅雨明け宣言が出された、暑い暑い一日でした。

時々仕事を終えた後に、界隈を散歩します。
こことこの道はこうやって繋がるのね…とか、この建物はこんな具合なのか…、などと頭の中で確かめながら歩くのが割と好きでやっています。土地の起伏や実際の町の様子などは、歩かないとよくわかりませんし。

先日は秋葉原まで電車で行き、中央通りから外堀通りへとお茶の水駅まで歩いてみました。わずか10分程度。秋葉原文化には相変わらず慣れませんが、考えてみれば独特な場所ですね。そういえばフィギュアのお店などもかつては行ったことがあります。付き合わされたと言うほうが正しいでしょうか。正に異文化体験でした。

“世界の秋葉原”は未来にわたり生き残っていくのだろうかと思いながら、万世から中央通りを撮りました。

秋葉原中央通り



夏休み前

2012年07月16日

今日は地元のお祭りです。
今これを書いている間も、ライブの音楽などが風に乗って運ばれてきています。
子どものときと違ってお祭りを見ても心を動かされないけれど、出店の食べ物をあれこれ買い込んで夕飯にしたらすっかり調子が悪くなってしまいました。
どうも最近免疫力が落ちているみたい(汗)。この時期は皆さんもどうぞ注意してください。

さて、大津のことがあり、様々な著名人のいじめ問題に向けたメッセージを読んでいました。いじめられている子やいじめを目の当たりにしている子たちに向けられたメッセージが多く、子どもたちの目に届いていればいいな…と思います。
とにかく不快な思い、怖い思い、いじめなのか、からかいなのか分からずに悩んでいることなども、一人で抱え込まず話をしっかりと聞いてくれる大人に話しましょう。子どもにもプライドがあって、いじめについて話すことはとても勇気がいると思うけれど。
大人も子どものサインに気をつけていることが大事だと思います。

だけど…。
問題はもっともっと根深いのかもしれない。学校組織や教育委員会の在り方とか、構造的なもの…。

私がここ最近知って呆然としたこと。
もう数十年前、殴る蹴るは当たり前、全校集会の時にある生徒の頭を土足で踏んだり、生徒の容姿や能力をからかっていた体育の教師が、現在、中学の校長になっていたことでした。
彼の校長としての抱負は、「いかにして学校の風紀を守っていくか」。

教育や学校って何なのでしょう。社会化や集団生活って一体何なのだろうと、いじめの問題は常に突きつけていると思います。

夏の夕空
↑ 「空に吸われし、15のこころ」という啄木の歌、「空にすくはれし、15のこころ」と間違って憶えていました。だからいつも思い出すのは後者。







里山

2012年07月15日

今日も無事一日が終わりました。
ふとカレンダーを見たら、明日は海の日。あー。海見たいなー。時々行きたくなるのは、松崎町あたりの西伊豆です。水は苦手だけれど、眺める分には開放感と潤いを味わうことができます。

先日、日本の「里山」が見直されているという、番組を観ました。湿原が世界的な条約で保護されるならば、里山も条約で保護されてもいいのになと思います。
では「里山」とはなにか?

それは、人の手が入った山と、田んぼや畑と、集落などの人と自然の共同体。海外にも田舎はあるけれど、なにが違うかと言えば、水(田んぼの水など)が身近にあることが特徴的なのだとか。
(東京から少し南に行けば、千枚田などがあるの知っていました?能登まで行かずとも…)

田んぼは巨大なビオトープ。オタマジャクシ、蛙、イモリ、タニシ、トンボ、ゲンゴロウなど無数の生き物たちが豊かに暮らしています。生き物が安心して暮らせるところは、人にも優しい環境です。
むかーし、「シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)」というトンボがいることを東京出身の友人に話したら、「それはウソだ」と頑なに信じてくれなかったことを思い出しました。彼女には、卓上にだされる塩辛しか想像つかなかったようなのです(笑)。

溜め池
↑ 溜め池で釣りをする人たち。



このページの先頭へ