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ブログ 心's LOOM

日課2

2012年03月14日

朝は電車が遅れて大変でした。同じ踏切近くで2回の警報って何なんでしょう。
カラスのいたずらかしら?と車内ではのんびり〜構えていたのですが(外は急
ぎましたよ!)、クライエントさんにご迷惑をお掛けしてしまいました。ごめ
んなさい。

さて、昨日はラジオ体操のことを書きましたが、今日はどうしたわけか体の左
側が痛い…。これは徐々に体が改変されていく吉兆なのでしょうか?今のとこ
ろ痛くても続けているので、「イタキモ」という境地を段々理解してきました
が。

食べものにも最近気をつけています。別に健康志向やこだわりなど特にないの
ですが、もらった野草茶を煮出して飲むことにしています。お昼も外食を控え、
近くのお弁当屋さんで買ってきて済ませます。ここのお弁当屋さんのおばさん
、「ちょっぴり訛りがあるなあ」と思っていたらどうも栃木の人のようで、お
弁当も栃木製造のもの。未明に工場で作られ、お昼には千代田区に届いている
んですね。ヘルシーだし美味だし、¥380というとても懐の喜ぶお値段です。
何て良心的なのでしょう!これで採算とれるのかな…。

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東京ラーメン
↑ 最近こういうのがカロリー上苦手。何といってもスープが濃厚過ぎて透き
とおってない。スープパスタ?





日課

2012年03月13日

春だからこそ寒くて眠いのでしょうか。春眠暁を覚えず…。
最近、休憩時間に始めたのがラジオ体操第一第二です。憶えていますか?私はすっかり忘れて
しまったので、You Tube を見ながらやっています。You Tube の利用方法って、食材の調理の
仕方かミュージックビデオぐらいかなと思っていたのですが、こんな使い方を見つけました。

全く運動をしていないので、いい加減まずいと思って行ったところ、これが筋肉痛でたまりま
せん。ラジオ体操で筋肉痛なんて、かなりまずいですよね。特に右肩、右半身の痛みが激しく、
肩が少し上がらない。
何でもラジオ体操をバカにできないのは、あれが全身を使うからなのではなく、「普段しない
動きを体に覚え込ませて、いざという時に体が動けるようにするため」なのだそうです。緊急
避難時など予測のつかない非常時に、体が動きやすくなるということなのでしょう。

確かに、普段しない動きをしますよね。特にラジオ体操第二の最初の動きなんか、皆さん憶え
ていますか?何だかマウンテンゴリラのような動きで、小学生の時は何故か恥ずかしくてちゃ
っちゃっと誤魔化していました。あれを堂々とやっていた女子は一人もいなかったような。

本当はもっと家でストレッチとかをやればいいのですが、家=全身腑抜け、というのを学習し
てしまったようです。目の前のやれることからやっていきましょう。

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春の海


エンパワー(empowerment)

2012年03月12日

エンパワーという言葉をご存じでしょうか?

エンパワー(empowerment)は、臨床心理やソーシャルワークの世界では日常的に使われていると思います。それは、クライエントさんなどの人に力づけをすること。その人が自律的に物事を実行できるようにしていくことです。

このエンパワー、私も色々な人たちからもらっています。相手はメンタルケアの専門家だけでなく、むしろそれ以外の人たちから。当然、クライエントさんたちもそこに含まれます。「ああ、そうか、この人はこういうことにずっと苦しみながらも、ここまで来たのね…」とか、半歩踏み出して何かしようとする姿や、ずーっと沈んでいる人がちょっとした瞬間に見せる笑顔、或いは逆にずーっと笑顔だった人がやっと流せた涙などに。自分自身が仕事以外の場面で落ち込んだり疲れるときがあっても、これを乗り越える力を日々与えられるわけです。

ナラティブセラピーという現代の心理療法があるのですが、これは伝統的な心理療法とは軸を異にする思想が基盤になっています。今までの心理療法においては、「専門家はクライエントから影響を受けてはいけない。反対にクライエントに影響するのが専門家の役割」という前提があるのですが、ナラティブセラピーはそれとは異なり「セラピーはセラピストとクライエント双方の人生に影響し合う」という考えを持っています。例えば、臨床から離れた場面でセラピストがクライエントのことを思い出したりすることもあるわけですが、これは伝統的な立場から見れば「セラピストが巻き込まれている」ことにもなりかねないのです。

どちらの方が自然なのでしょうか?私は伝統的な心理療法の立場を尊重しながらも、ナラティブセラピーのほうに関心を寄せています。「医師と患者」みたいな関係では、心理療法は乾いてつまらないものになってしまうと思っているからです。

shinri1.JPG
↑ムスカリ。毎年春を告げてくれる可愛い花です。植えっぱなしOK、自然に繁茂します。


リラックス

2012年03月10日

明日は震災から一年。今日は敢えて別の話題です。皆さんは日頃どのように
リラックスしていますか?

自律訓練法の先生によれば、人には運動や睡眠のほかに「休息」が必要です。
休息とは、体や精神の緊張を解いてくつろぐことです。
「よくわかりません」とおっしゃるクライエントさんが多いのですが、よく
よく考えてみると難しいですよね。カウンセリングルームなら幾つかのリラ
クゼーションをすることができますが、日常生活でするとなると…。

思いつくのは、お風呂、瞑想(一体どのくらいの人が?)、アロマ、音楽、
マッサージ、ペットと遊ぶetc. 人によって、もっと多様な方法があるでしょ
う。自分は何かなと考えてみると、毎日毎日いたずらばかりしているペット
は違うし、アロマは焚いているだけじゃ何もならないし、マッサージは生ま
れてから一度も経験なし(カイロで懲りた)、お風呂も音楽も違う。瞑想は
たまにしますが、やっぱりこれは人にナビをやってほしい。

じゃあ、何だろうと考えた結果、やはり横になっての映画鑑賞。これがリラ
クゼーションだと改めて思いました。注意点は目を悪くさせないこと、あま
りシリアスなものを選ばないこと、ぐらいでしょうか。

ここからは余談。先日やっと『ツーリスト』を観ました。 これはアクショ
ンではなく、正真正銘ラヴストーリーですね。最初からわかっていれば、も
っとじっくり観たものを!

チューリップ
↑本日はプロの可愛らしい写真を。




テレワーク

2012年03月09日

テレワークという言葉をご存じでしょうか?私は昨日初めて知ったのですが、言われて
みればあーそういうことね…と納得です。テレ=遠い、ワーク=仕事、つまり一定の勤
務地に出かけずとも、情報通信機器などを使って仕事をすること、だそうです。因みに
会社員でテレワーカーの人もいれば、法人格をもつテレワーカーの人もいます。

パソコンやモバイルなどを使用し、場所や時間に拘束されずに自由に仕事ができるので、
沢山のメリットがあるとのことです。例えば一極集中を緩和し(昨年の地震や台風の災
害時には首都圏の交通麻痺が深刻な問題でした)、 育児や介護をしている人たちの在
宅ワークを可能にし、企業側もコスト削減や利益増加が見込めるらしい。

一方、会社や働く人双方にとって、労務管理の問題など難しい面もあるとのこと。高度
な技術をもっている人なら時間単価の高い仕事があるにしても、データ作成などの仕事
の場合、安価に使われてしまうこともある。また会社の場合、新人社員を育てにくいと
いった問題もあるようです。

さて、テレワーク人口はこれから増えていくのでしょうか?
個人的に思うのは、働く形態が多様化するのはいいことだと思います。社会や集団で働
くのが苦手な人でも仕事への門戸が広がるからです。ちょっと思い返すと、私たちの3
世代前の人たちは、もっと居住地に近いところで働く人が大半で、通勤している人はあ
まりいなかったと思います。主要産業が変化したことが大きいのでしょうが、国内の第
三次産業も頭打ちの感のする昨今、勤務形態もまた自ずと変化していくように思います。

ただし情報通信機器だけに頼って仕事をしていると、意思疎通がうまくいかなかったり、
信頼関係を築けなかったり、返って不利益が生じることも多々あると思います。
心理カウンセリングでも、電話やスカイプ、メールによって手段が広がりましたが、や
はり場の空気というか間合いのようなものが非常に大切だと思います。当然なのです
けれど…。

車窓





2012年03月08日

東京駅のキャラクターストリートの辺りをぶらぶらしていると、中学生?高校生?
というような印象の3,4人のグループの子たちが、重そうなボストンバックやお土
産袋を抱えながら食事や買い物をしている光景をたびたび見かけます。春休みで遊
びに来ているのでしょうか。それとも卒業旅行なのかな。

春休み、友達と過ごす人もいれば、一人で過ごす人もいるでしょう。学生さんたち
がそれぞれどのような思いで過ごしているのか気になるところです。進学や進級
に、期待に胸を膨らませるだけでなく、不安な思いを抱いている人も沢山いるでし
ょう。浪人や留年の決まった人や、学校に行こうと思っても行けず、新学期を前に
して焦りや無気力を感じている人もいると思います。

春は別れと出会いの季節と言いますが、「毎年変わらない。そんなの関係ない…」
と変化のない時を過ごしていると思う人もいることでしょう。
どのような状態であれ、ティーンエイジャーの子たちに、腹を割って話せる大人が
身近にいてくれることを願っています。


浜辺







宇宙

2012年03月07日

暖かいのも今日までのようですね。
今朝は面白そうだった過去の新聞記事を読みながら来ました。それは「地球似の惑星が続々」
というもの。何でも2009年にNASAが打ち上げた宇宙望遠鏡ケプラーが、2011年に約3000
個の惑星を見つけており(それ以前は計500個)、その中には地球に似ているものがあるらし
いのです。

太陽に似た恒星の周りを巡る惑星が、その恒星から遠からず近からずの一定の距離(「ハビ
タブルゾーン(生命居住可能領域)」という)にあると、液体の水が存在する可能性がある。
水があれば、そこには自ずと生命の存在が…。

『アバター』のような世界がもしかしたら…。或いは、地球と同じような星が存在するかも
…。いずれにしても、想像力が掻き立てられますね。

子どもの頃、「宇宙の果ては、爆発し続けているからわからない」と聞いて、全く納得でき
ませんでした。爆発し続けているといっても、「爆発するには広がりが必要だし、【終わり
】というものを想定できなければ一体そこには何があるのだろう」と。

これを考えると混乱と不安に陥るので、次第に考えなくなりました。ですが、無限とか有限
という考えは心の悩みに通じてくる大事なものですよね。有限の生だからこそ、私たちは様
々に悩むわけです。無限でも生き地獄だろうけれど、悩みの質は違うものではないかなと…。

カウンセリングルーム戸外
↑カウンセリングルーム前から仰ぎ見た月。セピア色に。



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