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ブログ 心's LOOM

東京駅

2012年02月15日

昨日はバレンタインデーでした。帰りに東京駅に寄ってみると、まぁ、色とりどりの
チョコレートが沢山並んでいました。お世話になった人へ、などと考えもしたのです
が、通勤客の人の群れと店舗街のきらめいた雰囲気に気圧され、何もチョコじゃなく
ても…と思い止めました。別のものを考えます。
東京駅の様変わりも目を見張るものがあり、エキナカもデパ地下と変わらないように
なりました。便利になった反面、どこもかしこも同じ様相を帯び(実際同じようなお
店ばかりだし)、つまらないなと感じます。
それでも、昨夜は気になっていた大変行列のできるお店に入って食事をしてみました。
あ〜。あんなに行列ができていたのに、野菜は冷凍ものだったし、お肉は油っぽかっ
たし、店内はギチギチに狭く、それであのお値段とショックでした。
とはいえ、東京駅は私の好きなところです。鉄道で四方の地方に繋がれていると思う
と、希望が膨らんでいく気がします。今秋には駅舎の復元工事が完了するようです。
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枝に刺したリンゴ
画像は鳥への贈り物。翌朝、忽然と消えていました。
栗鼠(←漢字で書くと可愛いですね)の仕業です。

うつは脳の病か

2012年02月14日

録画してあったNHKスペシャル「ここまで来た!うつ病治療」を観ました。ご覧になった方
も多いのではないでしょうか。
やや荒い内容で、これ大丈夫なの?と思わずにはいられませんでした。一研究報告として
は興味深いのですが、「画期的な治療法の発見」のように扱われると少々恐ろしくなります。
ドキュメンタリーの論旨としては、「うつは心の病ではなく、脳の病気。最新の脳科学研究
によってうつの仕組みがわかり、薬物療法ではない治療を施せる」というものです。
そこで言われているうつ発症の仕組みは、「判断や思考を司る脳のある部位の機能不全と、
不安や悲しみといった負の感情を司る扁桃体の過剰活動による」、というものです。従来
言われていたセロトニンなどの神経伝達物質(うつのセロトニン不足説)についての関連は
言及がありませんでした。
この説による画期的な治療法は2つあります。
一つは、脳の外側から「判断や思考を司る脳のある部位」に向かって、磁気刺激を与えると
いう方法です。ある装置を頭部につけて、カタカタカタカタ…というキツツキが樹を突いて
いるような音のする刺激を一定の間隔で脳に与えていき、症状が緩和した後も1ヶ月1回位の
目安で続けていくというものです。
アメリカではこの療法が行われ始めていますが、日本では1ヶ所で試験的に導入された段階
です。
更にもう一つの方法とは、外科的手術によって刺激を与える器具を脳のなかに埋め込むとい
うものです。胸にもペースメーカーのような装置を埋めて、そこから脳の器具に信号を送り
込む仕組みになってます。この治療法もアメリカの話で、4,5年前から始められました。
どちらの治療法も副作用については未だデータが揃っていないのか、何も説明されていない
のが気になるところです。また、「判断や思考を司る脳のある部位の機能不全と、不安や悲
しみといった負の感情を司る扁桃体の過剰活動」がなぜ引き起こされるのか、という疑問
が依然残ります。
引き続き注目すべきテーマですね。
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shinri4.JPG
昨日に続いての画像。答えはメジロ。鶯より鮮やかです。

ホイットニー

2012年02月13日

つい先日入った飲食店で、ホイットニー・ヒューストンの曲が流れていました。
一緒にいた人と「ボディガード」の話になり、「ケヴィン・コスナーはボディガードの役目を果たし
てないよね。手を出しちゃったもんね…」などという冗談を言って笑っていました。
それが昨日…。
中学生の頃、アイワ(知ってますか?)のピンク色のウォークマン(これも知っていますか?)を買
ってもらって、カセットテープのアルバム「そよ風の贈り物」を何度も何度も聴いていました。
歌声も素晴らしかったけれど、白いハイレグがいやらしくなく眩しかった…。
今回のことで、やはり一人の人を桁外れてセレブやディーバ扱いしてはいけないように思えてきました。
誰か社会心理学者などで、セレブの心理を研究している人はいないのでしょうか…。
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shinri3.JPG
画像はよく行くお蕎麦屋さんの窓から。
この寒いのにレモンがたわわに実っています。さて、レモンの木にとまっているのは何でしょう?

冒険家

2012年02月11日

一昨夜は久しぶりにだらだらと映画を観ました。お題は「アメリア〜永遠の翼〜」。
主演は「ミリオンダラー・ベイビー」のヒラリー・スワンク、夫役はリチャード・ギア。
ヒラリー・スワンクは見慣れるときれいだし、役作りが上手い。リチャード・ギアは、
あーいつも素敵。ギアは妻に裏切られて苦悩する役が最も似合うと思います。
それはさておき、内容は実在したアメリカ人女性飛行士アメリア・イアハートの話です。
第二次世界大戦前(1930年代)飛行士として活躍しはじめ、約40歳で迎える最期までが
描かれています。
彼女は、1927年にリンドバーグが初の単独大西洋横断飛行を成し遂げた5年後に、女性
で初めて単独大西洋横断飛行を成功させました。更にその5年後、世界一週飛行の途上、
南太平洋で消息を絶ちます。
大西洋横断は単独飛行です。天候も読めないなか、ひたすら洋上を進んでいく。トイレは
どうするんだろうとか、睡眠は?食事は?などと、ついつい現実的なことばかり考えて観
ていましたが、10数時間でカナダのニューファンドランド島からアイルランドに何とか着
陸する。
映画では「何にも束縛されずに自由でいたい」、「飛行機に乗るためなら何でもする」と
いうアメリアの言葉が印象的で、でも貪欲な感じは微塵もせず、どうしてここまでして空
を飛びたいのだろうと不思議でした。
最後の飛行は、アルコール依存のパイロットとペアを組んだり、無線通信の不備などがあ
って無謀なように思われます。アメリアという女性飛行士のことを知らなくても、この飛
行が何を意味するかが(死へ向かう、ということ)、よく伝わるように映画は描いていま
す。
彼女は飛行士というよりも冒険家なのだと思いました。何かを乗り越えるためにこの冒険
をし続けるのか、反対に生き急いでいるのか、この透明感漂う女性を駆り立てているもの
は何だろうと、なかなか面白い作品でした。
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画像は御茶ノ水界隈の明治大学。ロゴを見て、チョコレート?
明治大学看板

電話

2012年02月09日

オフィスにいても家にいても営業の電話がよくかかってきます。営業の仕事が大変な
のはよくわかりますが、あまりに失礼な電話が多いのでボルテージが上がってしまい
ます。
電話料金が安くなるという先日の電話。最初からきちんと名乗らず、NTTのようなふ
りをする。名乗るということは自分の会社と個人名と要件を最初に伝えることなのに、
それをしない人が本当に多い。マニュアルが「とにかく曖昧なスタンスで」というの
であれば、その営業マンを信頼する人などいないと思います。
それに「必要ありません」と言っているのに、「じゃあ、高いのがいいんですか?」
との返答。いつぞやはエステを断ったら、「じゃあ、bodyは完璧ということなんです
ね?」。次の発言も度々聞きます。言っていることが要領を得ないので聞き返すと、
「と、いいますと?」。
あまりの態度を指摘したら、「ばばぁ!」と言われたことも。「ババァって、そう歳変
わらないだろう?!」と。
ははぁ〜、なるほど。
最近の扉横の車内広告を見て納得しました。営業マンが書いたというハウツーもの書
籍です。このテの広告は面白おかしく目を引き、私も毎回読んでいますが、本気で信
じてしまう人がいたとしたら大変気の毒に思います。
この著者曰く「断り切れない状態にして売ってあげる」のだそうな。潜在的なお客さ
んは、営業マンの誠実度を見ていると私は思いますよ。
リラクゼーションラジオ
画像は最近オフィスでよく聞いているCalm Radio。リラクゼーションに適した曲が満載
です。カウンセリングルームでも流す予定です。

手紙

2012年02月08日

ここのところ手紙によるお便りをもらうことが増えているような気がします。数は
多くないのかもしれませんが、すっかりメールに頼った生活をしているのでとても
新鮮に感じるのかもしれません。手紙をもらうと嬉しくて、この静かな嬉しさは何
だろうと思いました。
海を越えたところで暮らす友人、近くにいてもなかなか会えない友人、一度も会っ
たことのない遠戚、今ではすっかり縁遠くなった親類、天国へ逝った家族の友人知
人、と送り主はさまざまで、歳月とともに多様になっていく気がします。
人と人の距離は近くなったり遠ざかったり常に変化し続けますが、そんな関係の濃
淡を手紙が埋めてくれるのかもしれません。
エアメール

こんな人を見た。

2012年02月07日

東京メトロのマナーポスター「こんな人を見た。」をご存じでしょうか?
私のなかでの昨年からのヒット!
電車に乗ると眉を顰めたくなる光景に出くわすことがよくありますが、この一連のポスター
を見ると、「いるいる、こういう人いるよね」と自然に笑みが浮かび、トゲトゲした気分を
和らげてくれる傑作です。人のことばかりでなく、自分もこのインコみたいなことをしてい
ますし…。もっと他のこともしているかな…。
(東京メトロのマナーポスターはこちらで↓)
道徳的なことを正論で説いても、「堅苦しい人ね」と一蹴されるか、「うるせえな〜」と
聞く耳を持ってくれないことが多いものですが、ユーモアの力は偉大なり。場を和ませ、
且つ様々に効果的であると言えるでしょう。
ユーモアは、精神分析理論における防衛機制(情緒的葛藤や外的ストレス因子に対処す
るメカニズム)のなかの一つであり、内外のストレス因子に対し最も良い適応状態を示
すことができるものです。
「だけど、ユーモアってどう身につければいいの?」という質問をよく聞きますが、さ
て、どうすればいいのでしょうかね…。
難しく考える必要はなし、ユーモアに対する感応性を高めましょう。では感応性を高める
には?これはまたの機会にて…。

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