2016年08月24日
不安定なお天気が続いていますね。湿度も高くて参りますが、冷え冷えの電車に乗っていると声がやられてしまいます。一頃より弱冷房でなくなったような気がするのは気のせいなのでしょうか…。
さて、大分前に読んだ記事で、お役に立ちそうだったものの概略をご紹介します。『うつ病治療の死角 こんな医者は絶対やめよう』(週刊朝日2016.7.22付)というもので、書かれていた内容は私たちの立場からすれば特段新しくない内容だったのですが、医者選びの時に心に留めておいたほうがいいことばかりでした。
記事によれば、次の6点がポイントだそうです。
①最初から同系統の薬を2種類以上出す
②夜間と休日は全く対応不可である
③生活環境改善へのアドバイスがない
④診断、薬の副作用、予想される経過説明がない
⑤質問しにくい雰囲気である
⑥「悪くなった」と言ったら薬だけが増えた
②については個人開業のお医者さんであれば不可能であることが多いと思いますが、後の項目は気に留めておいていいことです。
また精神科や心療内科は高額な医療機器を必要としないため、精神医学を専門で学んできていない医師も開業する場合があるとのことです。これは私も思ったことがあります。
全面的に頼って治してもらうのではなく、自らも治療に関わり選んでいく姿勢が求められているのですね。
2016年08月21日
短い夏休みも終わり日常が戻ってきました。
風がとても涼しいところにいたので、埼玉付近に戻ってきたとき気温37℃、湿度?%、少しでも気を弛めるとその場で卒倒しそうでした。休養して得たエネルギーも猛暑と湿度で瞬時に吹き飛んでしまったようですが、またエンジンを起動させ、軌道に乗せていきたいと思います。
お問い合わせetc.の返信が滞っていますが、火曜日以降に順次行いますのでもうしばらくお待ちくださいね。
2016年08月12日
毎日蒸し蒸ししています。ブログを書く気力が湧かず、代わりに一輪の向日葵をどうぞ。きれいでしょ?
お花屋さんに「東北八重ですか?」と聞いたら、「モネの向日葵です」と言われました。モネねぇ…。そういえば東北八重はオレンジ色で、こちらはレモンイエローでした。太陽の光が透過されて、黄色がより輝いて見えるのです。
2016年08月07日
今日8月7日は暦の上では立秋です。
もう残暑お見舞い、なのですよね。
夏バテに苦しみましたが、3日間続いた研修も無事終了しました。ある療法の研修だったのですが、前回は必死、今回は少しは余裕をもって発見や学びの多い場となりました。
会場が明治大学お茶の水校舎で、カウンセリングルームまで毎日10分弱歩きながら周辺の道を迷いつつ探索していました。東京は案外坂が多く、また名前もユニークで面白いですね。photoは男坂。演歌の名前みたい(笑)。夫婦坂なら演歌ですかね?近くには女坂もあるらしいのですが、ちょっと遠くなるのでやめました。また錦華坂(きんかざか)というのも近くにあって、こちらは風情ある名前ですね。
今回の研修は、現在、過去、未来という3分岐のプロトコルを重視するものだったのですが、勾配をのぼったりくだったりしながら、自分のことを考えたりしていました。実習ではセラピスト、クライアント、オブザーバーを交替でやりながら自分の問題を扱うのです。
2016年08月04日
暑い日が続きますね。
夏バテは大丈夫ですか?
今日のブログは医療サイトのようですが…。水分というのは運動をしなくても、皮膚呼吸や睡眠中など気付かぬ間に失われていくようです。まして発熱していたり胃腸の調子が悪いと拍車がかかり、体重の30%の水分はあっという間に失われていくといいます。60キロの人なら1.8キロの水分が失われると脱水です(7/30付、日経)。
大体、成人で一日1500ccの水分を、食事以外で取る必要があると言われていますから、結構意識をしないとこの季節は危ないですね。食事以外なのですから、3度の食事でしっかり水分を取っていることが前提なのです。
かくいう私もここ数日どうにもこうにも具合が悪くなってしまいました。人間の体で水分が最も多い場所が、脳、消化器、筋肉だそうで、脱水になるとこの3つに顕著に支障が出るようです。筋力は元々ないから変化なかったけれど、頭痛と吐き気、食事が摂れなくなるという悪循環に陥ってしまいました。
そんな時は経口補水液がいいようです。同じ日経の記事によると、脱水の場合この補水液が甘く美味しく感じられ、健康だとしょっぱさや苦さを感じる傾向があるとのことです。へぇ…。本当かしら?早速、大塚製薬と味の素のを飲んでみたら、どちらも甘くて美味しい~!勿論メーカーにもよると思いますけれどね。宣伝ではありませんが、とにかくこの時季、脱水になりませんように…。
2016年07月31日
ふぅ…。7月の最終日を終えほっと一息です。
興味深い記事、精神科・心療内科医選びのポイント、というようなものを見つけたのですが、それはまた今度ご紹介したいと思います。
もう今日は疲れてしまったので(笑)。
明日から8月ですね。暑い盛りなのに8月は研修会があり、今からちょっぴり行きたくないモードです。自ら応募して行くのですけれど。さぁ、カレンダーを替えて帰路につくこととします。
2016年07月27日
気温は低いものの蒸しますね。オフィスで冷房を使っているせいか、このところ喉が痛く…。今夜あたり生姜を沢山摂取して早めに休もうと思います。皆さまも夏風邪などに気を付けてくださいね。
さて、Nスペ、ストレス話の最終章。何より知りたいのは、ストレスと上手く付き合っていく方法だと思います。番組でも一瞬取り上げられていましたが、APA(American Psychological Association、アメリカ心理学会)のサイトのなかの記事 ‘Five tips to help manage stress’ (ストレス対策のための5つの方法)を紹介します。http://www.apa.org/helpcenter/manage-stress.aspx
①Take a break the stressor:ストレスから離れる。たとえストレッサーを除去できないとしても、20分くらいの間断(自己ケア)でも効果有り。
②Exercise:運動する。規則正しい運動が出来なくても、ストレスが高いときに20分くらいのウォーキング、ランニング、水泳などをすれば何時間と効果は続く。
③Smile and laugh:微笑む、笑う。脳は感情と顔の表情に密接に結びついています。
④Get social support:社会的支援を得る。あなたを批判しない、安心・安全な人に話す。
⑤Meditate:瞑想する。マインドフルネス瞑想は新しいものの見方や自己の許しをもたらし、短い瞑想でも効果があります。
なーんだ、そんなことか、と思われるかもしれませんが、これは結構斬新なことを言っているのです。
番組ではコーピングという手法と⑤のマインドフルネスについて力を入れていました。アメリカでは一部の企業(有名なのはgoogle社)、学校、刑務所などでこのマインドフルネスが行われています。マインドフルネスは、扁桃体の肥大を緩和し、海馬の神経細胞を回復させる結果がでています。生育環境に困難さが多かった人は、そうではなかった人より扁桃体が大きく、ストレスに弱いとの報告があります。でも脳は可逆性があり、マインドフルネスは脳に変化をもたらすことができるのだといいます。
私は毎日寝るときと起きるときに横になったまま(横着なので)、実験で10分程度のマインドフルネスを続けています。