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ブログ 心's LOOM

ブログは後日

2022年05月15日

遅めのGW休みをとって日常が戻ってまいりました。とはいえギアはセカンドという具合。
空気(photo)のみ掲載…

  

精神科医斎藤学先生の著『毒親って言うな!』(2022)。決して単純ではなく、とても奥が深い本でお薦めです。


5月

2022年05月01日

5月を迎えましたね。
GWは通常通りオフィスにいますが、外がとても静かなので空気が穏やかでのんびり、心地いい時間が過ぎています。

先日は夜のピアノコンサートに出かけてきました。音楽は私のストレスコーピングの1つですが、実に2年ぶり。やはり生の演奏はまろやかに響き、音色のなかに吸い込まれそうな錯覚を覚えました。ただし、現実に引き戻されたところもありました。

コンサートにウクライナ大使の方がお見えになっていたらしく、ピアニストが急遽、二部のラフマニノフ(ロシアの作曲家)の曲をショパン(ポーランドの作曲家)に変更しました。ラフマニノフに罪はないのにな…と一瞬思いましたが、ピアニストのその時の判断は的確なのでしょうね。今正に激しい攻撃を受けている国の人が、相手国の人の音楽を目の前で流されたら、それは複雑な気持ちになるでしょう。

戦争はこんな風に文化・芸術活動にまで暗い影を落としてきますね…。
文化といえば、次回はここ神保町のことを少し書いてみたいと思います。

blue bell


新年度

2022年04月01日

4月になりましたね。

連日ほぼ戦争のニュースを観ているので、この美しい桜の季節もいつもとは違うように目に映ります。考えてみれば常に世界のどこかで紛争や内戦、迫害などの問題は起きていたのですが…。

随分前にポーランド南東へ、列車で旅をしたことがあります。ポーランドはその名のとおり遥か遠くまで見渡せる「平原の国」でした。隣国ウクライナもなだらかな大地が続くと聞くので、良くも悪くも人の往来が容易なのでしょう。その時車内にはイギリスへ働きに出ていてロシアへ帰る若い女の子たちもいました。列車で国境を越えて行き来できることを羨ましく思っていましたが、21世紀においてさえ分断と破壊はいとも簡単に起きてしまうことを今回まざまざと知らされ慄然としました。

戦禍の報道を子どもたちの目に触れさせるのは、大人が十分に気を配りましょう。子どもの目は大人とは大分違って見えるものです。子どもと戦争について話すときの5つのポイントは以下にありますので参考になさってください。

https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=3849

あるコンサルタントの人が「こういう時こそ(人類はコロナと戦争という先行き不透明な局面に置かれていること)、しっかりと温かいものを食べ、暖かくして眠って、外で太陽に当たろう。自分を大切にしてくれる人と過ごそう」と言っていましたが、正にその通りなのだと思います。

 


御予約について

2022年03月19日

暖かくなってきて自然界の草花や生物、人の動きなど色々なものが活動的になってきましたね。

新規予約の御電話をいただくことも増えてきました。折角いただいたのに折り返しのご連絡をできない場合もあり、大変申し訳なく思っております。応答メッセージにありますように、予約枠に空きがある場合にのみ、なるべく一時間以内に返信をさせていただいております。近年、体力を踏まえ枠数自体も制限をしております。どうぞ御理解のほど宜しくお願い申し上げます。

馥郁

香りの贈り物


cheer up!

2022年02月24日

今日は先日観たダイアン・キートン主演のアメリカ映画『チア・アップ!』(2019年原題Poms)のお話。ストーリー展開も想像がつく単純に楽しめるコメディでしたが、色々な「かくあるべし」に囚われている女性たちに観てほしいと思いました。

平均72歳の女性たちがチアリーディングチームを結成する話なので、幾ら憧れのダイアン・キートンが出ているからといって気色悪くて痛々しくてずっと観られずにいました。でもね、観ると実に面白いのです。他人の嘲笑なんか地獄に捨ててやろうって彼女たちは叫ぶのですが、恐怖や不安に襲われながらも自分の人生を楽しむ姿勢が潔いのです。ダンスも案外キュートです。

映画はアメリカのシニアタウンが主な舞台になっています。私も一度カリフォルニア州のシニアタウンを見学したことがあります。自然を借景に綺麗に整備された広大な敷地の中に広い平屋の家々が並び、コミュニティセンターや体育館などの文化娯楽施設が併設され、居住者同士が交流し充実した生活を送れる空間となっていました。もう忘れてしまいましたが、多分ゲートがあって治安も守られているのだと思います。コテージ点在型のリゾートの様なゆったり感がありました。心理の先生が住んでいらして学生たちを見学がてら招いてくれたのですが、個が守られつつ孤独になることもない安息の地であるように見えました。但しリッチな高齢者しか買えないようなので、そこが難点ですね。

映画の主人公もそれまでの家や家財を処分して一人でシニアタウンに越してきます。そして相当お節介な隣人がいて巻き込まれていくことから話は始まります。作品を観ていると、仲間がいることの大切さ、自分が好きなことを実行することの大切さ、何よりそれらはその気さえあれば、何歳からでも可能なことを教えてくれます。だって映画の世界じゃない、とは言わずにね。

 


あっという間に…

2022年01月30日

ブログ更新を放っておいてしまいました。
今月は幾度か早朝に家を出て海外とのオンラインワークショップを受けていました。それにしても夜明け前はキリキリとした強烈な寒さですね。窓外の景色もまだ真っ暗で、一体、自分がいるのが夜なのか朝なのか分からなくなる錯覚に陥ったりしていました。

受講した心理療法の話題は置いておき、講師の著書にあった謝辞の一文に大いに考えさせられました。

欧米圏の文献によくみられるように、謝辞で家族や同僚等に愛や感謝を述べるのがありますよね。妻○○のおかげでこの本を完成させられたとか、愛する子ども○○にインスパイアされた、などと個人名がオンパレードに並び、いつも感心させられます。と同時に、かなり過剰な表現に思えなくもなくお腹がいっぱいになるのですが、まあこれは文化の違いなのでしょうね。比較的日本の著者は、編集者へ迷惑をかけたことを詫びている場合が多いように思うのですが、これもまた面白いですね。

脱線しましたが今回私が感心したのはそこではなくて、「私たち家族は互いに学び、共に成長するために集まりました。」というくだりでした。家族というものに対しこのような発想を全くしたことがなかったので非常に新鮮でした。レトリックの部分があるのかもしれませんが事実だとも思います。「互いに学び、共に成長するため集まる…」、すごいですね。子の立場から見た家族って気付いたら家族だったというか、主体性や意識を超えたところにある、逃れがたい大前提でしかないと思っていましたが、この一文には温かいものが感じられたのです。

子は親を選べないとか(親も子を選べない?)、親ガチャだとか昨今言われていますが、これからは日本においても色々な意思のもとに形成された家族というものが増えていくのではないでしょうか。

 

 

 

 


新しい年を迎えました。

2022年01月06日

昨日から本年度の始まりです。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

本日、東京は午前中から雪となりました。
とても寒いですね。

写真は1月4日ふらっと立ち寄ったところの神社の樹です。
幹も枝も葉もとても清々しく、思いっきりこの樹の精を吸い込んできました。

オミクロン株も猛威を振るってきていますが、2022年が誰にとっても実りの多い年でありますように…
皆が支え合って生きていけますように…

樹 tree


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