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ブログ 心's LOOM

10月も下旬ですね

2018年10月21日

一週間も無事終わりました。ぐずついたお天気が多かったように思いますが、今朝は雲一つない晴天で清々しい気持ちになりました。通勤時、車窓の遥か向こうには雪化粧をした富士山が眺められました。

夕方になっても空は青く…、相談室の窓からの風景です。ピンボケしていますが奥の建物は日大経済学部です。(だったかな?)

話は変わりますが、このホームページのお問い合わせフォームの使い方についてお願いです。赤字の注意事項にありますように、空き状況の確認はオンラインでは受け付けておりません。幾つか空き状況を示して下さいとのお問い合わせが多々ありますが、空き状況は時間の経過と共に変動します。お電話でお問い合わせくださいますよう、宜しくお願い申し上げます。


ネットの記事から

2018年10月18日

最近こんなものを読みました。
イチローと大谷は顔がそっくりという意味の揶揄を掲載したMLBのSNSが、人種差別的だとアメリカで問題になったというものです。

これを読んで似たような体験をしたことを思い出しました。それは外国人講師を招いた一週間のプレイセラピーの研修で、参加者は老若男女70人くらいいたでしょうか。比較的若めのアメリカ人女性の講師が研修最終日の挨拶で、「ここにいる皆さんの顔の区別はできないけれど…」というような趣旨のことを話しました。通訳で聴いたので英語でどういう表現をしていたのかは記憶していませんが、多少違和感を覚えました。

臨床心理の専門家でそれってありなのか?、個を大事にするアメリカ人なのに?という疑問と、何より、公の場において大人として失礼な発言なのではないかと思いました。仮に皆似ているなと思ったとしても、限られた時間とはいえ個々の人の顔を把握しようと努めるのではないかなと…。また反対に、有色人種の講師が白人系アメリカ人の集団を目の前に「皆が同じように見えて区別付きませんが」と言ったらどのような反応があるのでしょうか。

講師の発言は至って無邪気な感想だと思いますし、またMLBのSNSも子どもっぽい悪ふざけの書き込みだったのかもしれませんが、「有色人種は顔の見分けがつかない」という類の発言は、今、この時代では問題であり差別なのだという意見は正にそうであると思います。

多様性を認め合うということは、単に存在を認めるということではなく、互いに礼節さをもって接するというか、リスペクトの精神を失わない、ということではないでしょうか…。表現の自由はしっかり守られるべきものですが、同時に、言及される側の立場になってものを考え、発信していく姿勢を身につけていく必要があるのでしょうね。

Herbarium

 


暑かったり涼しかったり…

2018年10月07日

ブログの更新も滞りがちですが(書きたいことは温めています)、今年も残り3ヶ月となりました。
夏以降は大きな台風が来たり、秋雨前線やらと低気圧が多く、何となくだるい日が多いように思います。

というのは言い訳に過ぎず、本日はヘマをやらかしてしまいました。してはいけないダブルブッキング。大変ご迷惑をお掛けしました。ごめんなさい。完全に私のミス。今年残り、気を引き締めて参りたいと思います。

snowman


『月とうさぎ』

2018年09月14日

ブログの更新も滞り、気が付けば中秋の名月も間近となりました。今年は9月24日とのことですが、おぼえていらっしゃいますか。

秋といえば月、月といえば芒、御団子、兎…。では、月になぜ兎が住んでいるのか(どうして日本人は月面に兎を見出すのか)、ご存知でしたか?その由来を最近、ラジオの子ども向け朗読番組『お話でてこい』で知りました。(因みにこの番組、一人のおばさん(おじさん)が、猫やお姫様、いじめっ子、怪物と何でも声音を替えてやらなきゃいけないので、大変無理があって楽しいのです。)

さて、起源はインドの昔話『月とうさぎ』。このお話が大袈裟にいうならば身の毛もよだつほどスリリングというか、ええっ?やっぱりそうくるの!?というか、何だかとても怖い展開なのです。

簡単に言うと…心優しい森の動物たちがいて幸せに暮らしている。そのなかでも特にうさぎの優しさは突出しておりリーダー的存在である。ある時、神様がその動物たちを試そうと、貧しく飢えた僧侶に扮して現れた。動物たちは自分たちが仕留めた食べ物を各々差し出したが、草しか食べないうさぎは特に差し出すものがない。そこで…、せっせと枝を集め…、鍋を用意し…、鍋に火をつけ…。

後は想像力にお任せします。このお話(朗読上のお話)、救いはあるのですが、それにしても幼稚園の年少さん、4歳向けのお話です。4歳の子どもたちは、どう想像力を働かせ、何を思い、何を感じとるのか。

単純に犠牲の話で括るのも違うでしょうし、人と人との関係における何か大事なものを提起するもののように思いました。恐らく、今年の名月は違って見えることでしょうね。


 


残暑お見舞い申し上げます

2018年08月19日

お盆休みも終わってしまいましたが、皆様はゆっくりできましたでしょうか。何も変わらず通常どおりの方も多かったかもしれません。

私は片づけをしたり、ドキュメンタリー映画を観に行ったりと、のんびり過ごしていました。夏休みの宿題というわけではありませんが、こんなものを育ててもいました。

a lotus

わかりますか?答えは蓮です。それもただの蓮じゃなくて、寺格の高いお寺の蓮なのです。その蓮の種を2粒いただいてきました(正確に言うと、種の所有権は誰のものか?という問題になるかと思うのですが…)。

100年はもつといわれる非常に硬い種の片側先端をやすりで削るという発芽処理を施して、後は水に漬けるだけ。一つは発芽、もう一つはダメでした。

しかし、この発芽した種も、苦労して削った側ではなく、反対側からの発芽でした。人もそれぞれ、種もそれぞれ、随分ひねくれ屋ですね。ただ、この種が浸かった水は2週間くらい取り換える必要がなく、しかもとてもフルーティ且つフローラルな香りなのです。

さあ…、涼しくなったり暑さが戻ったりと変化の激しい日々ですが、またゆるゆると頑張っていきたいと思います。

 


フリーズ状態

2018年08月01日

涼しかったのもつかの間、また猛暑の日々が戻ってきました。
こういうときは動きたくないものですが、休日にふらりと散策に出かけてきました。その時に出逢ったのが以下。何だかわかりますか?

jewel beetle

分かった人はすごい。私は生まれて初めて見ました。タマムシ。あの玉虫厨子のタマムシですね。裏はこう。

ちょっと極彩色のゴキブリ?っぽくもないですが、美しい色ですね。飛んでいるところを捕まえて逃げられて再度捕まえて、これは擬死状態のところです。触ってもひっくり返しても掴んでも、じっとしていました。

タマムシは敵が近づくと擬死状態になる昆虫なのだそう。勉強になります。

以前、解離(人の防衛機制の一つ)の講義で、オポッサムの擬死状態を映像で観ましたが、脅威が接近するとフリーズ状態になるのは哺乳類にも昆虫にもある現象なのですね。

因みにオポッサムは有袋類の別名フクロネズミで、このフリーズ状態の時に口から死臭を発して敵の捕食を免れているそうです。大事なポイントですが、恐怖でフリーズしたのではなく、身を守るためにフリーズしているのだといわれています。

人の場合も「恐怖で動けない状態」は、心身を凍結のような麻痺や不動状態にさせて、恐怖から「一時的に身を守っている状態」なのだということです。例えばいじめっ子が近づいてきて身動きできなくなったとしても、それは決して弱虫だからではなく、自然な生理反応であり、また一時的に自分の身を守っているのだと理解できますね。

*****

タマムシはこの後無事に飛び去って行きました。私としては、お盆も近いことですしペットの霊がタマムシに代わって逢いに来てくれたのかもしれない、などと手前勝手に考えています。

 

 


under pressure

2018年07月29日

昨夜の台風はいかがでしたか。
私は朝の通勤のことを考えて、オフィスで夜を明かしました。

今回の台風の進路は観測史上初の異例の進路だそうですね。東から西に抜けるなんて、台風経路図を見ていて本当に目を見張りました。想定外だとか、異例だとか、もはやどこで何があっても何が起きてもおかしくないことを想定しておかないといけないのかもしれませんね。

 

 


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