2016年01月17日
相談室の窓の外は曇天。しかも寒い!
明日は関東平野部また東京23区でも積雪となるところがあるようです。足元や交通に気を付けましょうね。インフルエンザも流行し始めているようですので、これまた要注意です。
改めてお知らせです。
月曜日は定休日でお休みになります(あら、トートロジーですね)。
また、お問い合わせ・受付時間は営業日の午前10時〜午後6時までとなり、これはお電話もメールも同じ扱いとさせていただきます。ですので深夜や夜中のメールの返信は、翌日営業日の午前10時以降になります。ご理解とご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
↑ エルサ・ベスコフ『もりのこびとたち』より
2016年01月14日
今日は、今日も、別にどうってことのない話です。息抜きにね…
お正月に、植物学者、牧野富太郎博士の『植物知識』という本を読んでいました。
知っていました?水仙の花は、花弁(花びら)が6つの花ではなく、上の白い3枚が花びら、下の白い3枚は萼なのだそうです。だから、正確に言えば水仙は三角形なのですね。三角形に黄色いお皿が載った花。やや露草のような形ですね。私などは勝手に五角形の花だとイメージしていました。
また、雄しべと雌しべを持つのに結実しない(大変時間がかかる)ので、これを牧野富太郎は「妊娠しない女性」に例えていました。では、水仙はどうやって繁殖するのか。それは御存知のように他の球根植物と同じく球根で繁殖していくわけです。植物の世界のことですが、これはとても面白い話だと思いませんか?じゃあ、芳香は何のためにあるのでしょうかねぇ。
毎朝、とてもいい香りです。
2016年01月10日
気づけば連休で、明日も祝日なのですね。
さて、一昨日観てきた映画は、ギレルモ・デル・トロ監督の『クリムゾン・ピーク』でした。グロテスクなシーンもありましたが、よく出来た作品でした。ゴシックものとしては内容は予測できる範囲のものでやや肩透かしでしたが、美術が大変素晴らしいのと、よくあるストーリーとはいえ重厚に描かれているところが一見の価値ありでした。
どうしたわけだか、クライエントさんたちは『ソウ』シリーズ等を観て具合を悪くしている人が少なからずいらっしゃるのですが、ああいう鑑賞後に筆舌に尽くしがたい脱力感・絶望感をおぼえるものはいかがなものかと(笑)。私も観ましたけれども正視に耐えない酷い作品で、ああいうのを観るときのコツは「このシーンはどうやって作られているのか?」ということを考えることに心を飛ばすとショックが大分薄れます。観なきゃいいのですが、やはりクライエントさんたちが日頃どのようなものを観たり読んだり聴いたりしているのか、ということには多少なりとも関心があります。
話は戻り『クリムゾン・ピーク』は、というよりデル・トロ監督の描くホラーは、悪やむごたらしさ、悪魔的な美しさの中から、弱さや悲しさ、情や愛がこぼれ落ちてくるところが最大の魅力だと思っています。そこに人間もゴーストも差はありません。『クリムゾン・ピーク』のテーマは、「愛による救済」であったのだと思いました。とにかく映像が美しいところがお薦めです。
その要の人物がこの人↓。これは普通のスーツを来ていますが(俳優のブロマイド?)、映画の中ではその時代の衣装を身につけていて翳りと悲哀を帯びたとてもクールな存在でした。
劇場でこのファイルをもらいました。うーーん、私としては風景か女優さんの方が良かったなー。
2016年01月08日
寒い日が続きますね。何時間寝ても朝起きるのが辛いです。
昨日、1月7日は七草の日でした。
帰りにスーパーでセットを買って、七草粥ならぬ七草雑炊にして食べました。お粥は時間がかかるので待てないのです。優しい緑の香りと色を楽しみました。といっても、一番味を感じたのはすずしろ、すずな、の白い部分でした。こういう食事をすると、心身が清められていくような気がしますね。
さて、今晩は、万難を排して、好きな監督の封切り映画を観に行きます。ホラー映画?ミステリー映画?心身を清めた後にこそ、観に行くんです。楽しみ〜。やはり好きなものは公開初日に観ないとね。私としては『ジェーン・エア』のホラー版ではないかと予想しているのですが、感想は後日に。さくっと観てさくっと帰ろうと思います。
パンジーは香らず…
2016年01月05日
2016年になりました。
今年は申年なのですね。
いただいた羊羹の箱が、ユーモラスな「見ザル言わザル聞かザル」でした。この三猿の目的語は「悪を」ということらしいですね。ちょっと穿った見方をすると、悪ってなんだ?…とか、「臭いものに蓋をしろ」的にならないか?…とか、「悪=悪口」ならわかるけどなーなどとうだうだ思っていました。
でも昨年暮れ早々、紅白の乱痴気騒ぎぶりにブーブー文句を言いながら途中で消したので(紅白好きの方にはすみませんネ)、これなんぞ正に最初から「見ザル言わザル聞かザル」で潔く過ごせば良かったのかもしれません。
元旦のソメイヨシノの枝ぶり。
幹や枝の内側には、あの薄紅の色が脈々とその時を待って息づいているのかと思うと、どのような時であれ、一日一日を愛おしく思います。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2015年12月30日
今年の業務も間もなく終了です。一年間ありがとうございました。
巷間はお正月ムードで気忙しく、物価もお正月価格で高く、私はできるだけ落ち着いて過ごしたいと思っています。ゆく年来る年を見据えながら…。
現在、差し迫った問題があるなど逆境や苦境のただなかにいる方も沢山いらっしゃいます。最近よく思うのが、社会の仕組みが思った以上のスピードで大きく変化しているということです。生活に身近なところでは、家族の在り方、雇用(仕事)、教育などなど。先々の不安は増えるばかりの時代ですが、目を逸らさず、こういったことにもしっかり向きあって考えていきたいと思っています。心の問題は社会の問題と切っても切り離せないのですから…。
皆さまが温かく安らかな年末年始を迎えられますように…。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2015年12月27日
本日も無事終わることができました。今年の開室日も後2日となりました。企業などによっては昨日から既にお休みに入っているようですね。いつもと違って周りが静かな暮れの仕事というのも、なかなか集中できていいものです。今日は来るとき、白山通りの街路樹に可愛いシジュウカラが鳴いているのに気づきました。こんな山の無いところにいるのに驚きましたが、皇居に棲んでいるのかもしれませんね。焼き肉屋さんの前辺りにいたので、脂身をもらっているのでしょうか。
さて、新年の準備はいかがですか?カウンセリングルームでは新しいカレンダーを用意したり、大掃除は出来そうにもないので隙間の時間に小掃除をぼちぼち進めています。見た目には変わらずとも、きれいになっていくのは気持ちのいいものです。
プライベートでは新旧の手帳(といってもB5サイズ)を並べ、恒例の目標チェックをしています。旧い手帳の目標約20個をどこまで達成できたか。それと新しい目標を新しい手帳に心の赴くままに書き出します。達成可能かどうかなどは全く顧みず、自由に書き出すのは結構楽しいものです。真面目な目標もありますが、妄想の域のものやくだらないものもあります。でも、そうすることで、自分が何を望んでいるかがしっかり見えてきたりもするのです。