2016年01月05日
2016年になりました。
今年は申年なのですね。
いただいた羊羹の箱が、ユーモラスな「見ザル言わザル聞かザル」でした。この三猿の目的語は「悪を」ということらしいですね。ちょっと穿った見方をすると、悪ってなんだ?…とか、「臭いものに蓋をしろ」的にならないか?…とか、「悪=悪口」ならわかるけどなーなどとうだうだ思っていました。
でも昨年暮れ早々、紅白の乱痴気騒ぎぶりにブーブー文句を言いながら途中で消したので(紅白好きの方にはすみませんネ)、これなんぞ正に最初から「見ザル言わザル聞かザル」で潔く過ごせば良かったのかもしれません。
元旦のソメイヨシノの枝ぶり。
幹や枝の内側には、あの薄紅の色が脈々とその時を待って息づいているのかと思うと、どのような時であれ、一日一日を愛おしく思います。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2015年12月30日
今年の業務も間もなく終了です。一年間ありがとうございました。
巷間はお正月ムードで気忙しく、物価もお正月価格で高く、私はできるだけ落ち着いて過ごしたいと思っています。ゆく年来る年を見据えながら…。
現在、差し迫った問題があるなど逆境や苦境のただなかにいる方も沢山いらっしゃいます。最近よく思うのが、社会の仕組みが思った以上のスピードで大きく変化しているということです。生活に身近なところでは、家族の在り方、雇用(仕事)、教育などなど。先々の不安は増えるばかりの時代ですが、目を逸らさず、こういったことにもしっかり向きあって考えていきたいと思っています。心の問題は社会の問題と切っても切り離せないのですから…。
皆さまが温かく安らかな年末年始を迎えられますように…。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2015年12月27日
本日も無事終わることができました。今年の開室日も後2日となりました。企業などによっては昨日から既にお休みに入っているようですね。いつもと違って周りが静かな暮れの仕事というのも、なかなか集中できていいものです。今日は来るとき、白山通りの街路樹に可愛いシジュウカラが鳴いているのに気づきました。こんな山の無いところにいるのに驚きましたが、皇居に棲んでいるのかもしれませんね。焼き肉屋さんの前辺りにいたので、脂身をもらっているのでしょうか。
さて、新年の準備はいかがですか?カウンセリングルームでは新しいカレンダーを用意したり、大掃除は出来そうにもないので隙間の時間に小掃除をぼちぼち進めています。見た目には変わらずとも、きれいになっていくのは気持ちのいいものです。
プライベートでは新旧の手帳(といってもB5サイズ)を並べ、恒例の目標チェックをしています。旧い手帳の目標約20個をどこまで達成できたか。それと新しい目標を新しい手帳に心の赴くままに書き出します。達成可能かどうかなどは全く顧みず、自由に書き出すのは結構楽しいものです。真面目な目標もありますが、妄想の域のものやくだらないものもあります。でも、そうすることで、自分が何を望んでいるかがしっかり見えてきたりもするのです。
2015年12月25日
ここ一週間、朝晩ラジオをつけると素敵なクリスマスソング特集ばかり。それらに痺れながらあれこれ動いていた一週間でした。といっても一日のほとんどの時間、カウンセリングルームにいるのですが。
今年のクリスマスイブのイブは、云十年ぶりに食物アレルギーに呻吟しました。まあ、こういうこともあろうかと…。
原因は自分の調理方法がまずかったせい(涙)。いただいた生の高菜を浅漬けにして食べたところ、呼吸がおかしくなってしまいました。もはや今生の別れ?と大袈裟に思っていましたら、翌朝はだいぶラクに。その翌朝は快調に(笑)。
Wiki やクックパッドで調べたら、高菜は灰汁が強く灰汁抜きが必要なんだそう。そうなんだー、と感心しきり。クックパッドに助けられました。問題の浅漬けはしっかり湯通しして灰汁を抜き、胡麻油で炒め物にして美味しく食べました。この高菜は、赤ちゃんのときから知っているイトコが、雨にも負けず、風にも負けず、たぶん猿、猪、鹿にも負けずに作っているオーガニック野菜なので粗末に扱えないのです。というより実際は単にケチな性分のためかもしれません。
今晩は、やっと落ち着いた胃に苺のケーキでも買って帰ろうと思います。
2015年12月22日
寒いですね。
明日から昼の時間が少しずつ長くなっていくと思うとちょっと嬉しくなります。
冬至の日はカボチャや柚子が定番ですが、いただきもののカボチャはあるのですが調理が大変そう…なので、柚子風呂が手っ取り早くていいかなと。柚子は1個、皮は料理に少しずつ使ってしまったので、白い丸裸のものが残っています。いい〜香りです。お風呂にはもったいない気もするので、柚子湯で飲むのもいいかもしれません。
体、温かくしていきましょうね。
2015年12月19日
最近の嬉しかったこと。
ずうっと電車の中で開いては眠りに落ち、布団の中で開いては眠りに落ち、カタツムリの速度でしか進んでいなかった本を一月かけてやっと読み終えました。それはH.S.サリヴァン著の『精神医学的面接』。臨床に携わる人にとっては古典的名著なのですが、講義を文章化しているためなのか(すなわち話し言葉ということ)、私にはとても読みにくかった。はて、何言っているんだろう?という部分もありましたし。
こういうことは割とあって、なかには「歯が立たない」と思う文献も、この広い世の中には沢山あります。
ところが、一度読み終えて二度目にtryすると、遙かに速く深く理解が進みます。これも読書の醍醐味なのかもしれませんね。それに更に難解な文献ならば、速効の睡眠剤の役目を果たしてくれます。
↑ 暮れの白山通り
2015年12月15日
忘年会といえば…、
毎年、異業種の友人と二人だけの忘年会を開きます。ただの食事?いえいえ忘年会、というか慰労会。
カウンセリング業とは全く異なる客商売をしている友人なので、客商売をしている人の苦労というか努力の話が聞けて、「そうかー、大変なんだなー」と感心することしきりでした。ちょっと気を遣いすぎなんじゃないかな〜と心配にもなりましたが、ユーモアを交えて語っているから強くなってきているのでしょうね。
お客さんの立場から反省することもありました。それは営業時間を越えて居続けるお客さん(笑)。私もついやっちゃうことあります。友人は優しくて無下に断るタイプじゃないのですが、『蛍の光』のボサノバヴァージョンを流そうか、という話も出て笑ってしまいました。この時、下戸の私は少しのお酒で酔ったのと眠かったのとで、一瞬「ホタルノヒカリ」にピンと来ず、「セカイノオワリ」かと思ってしまいました。テレビ観ないのでわからないのですが、確かこういうバンドいましたよね?