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心理 東京
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ブログ 心's LOOM
モノのあはれ
2012年08月12日
世の中は帰省ラッシュですね。
♪ 傘がない…行かなくちゃ…、という陽水の訴えかけてくる歌がありましたが、私の日傘もいまだ見つかりません。何度かJRに電話しても届け出はないとか。
もうこれで4回くらい(数十年の間で)日傘を紛失しています。あー、傘たちがかわいそう。あはれ、ではなく哀れ、ですね。何度やっても学習できない。その度に落ち込むのに。どこかに捨てられるよりは使われていた方がずっといい。
それでも、今日は懲りずに日傘を買いに行きます。今度は折りたたみタイプ。一々折りたたんで鞄に入れれば、忘れることはないでしょう。
今日の9時以降はペルセウス座流星群が北東の空に見えるのだとか。簡単に見えるそうなので夜空を見上げてみることします。
『ひまわり』
2012年08月11日
あるブログを見ていたら向日葵の花の写真が掲げられていました。そうしたら無性に向日葵が見たくなったので、今日の写真はプロのものを掲載しますね。
向日葵といえば、思い出すのはイタリア映画の『ひまわり』。言わずもがな、よく知られた名作です。ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの共演。ひまわり畑をソフィア・ローレンが歩くシーンと、ヘンリー・マンシーニの哀感を帯びた曲と、そのほか色々な場面が鮮烈に蘇ります。戦争で引き裂かれた夫婦の話です。
私がこの作品を最初に観たのは確か中学生の時。帰省先の祖父の家で、5才下と7才下のイトコたちと深夜こっそり音を絞ってNHKで放映されていたものを観ました。その時の印象は、主演2人のキスシーンが強烈だったこと!イタリア人です。強烈なのは当たり前?、でしょうか。とにかく肉感的なソフィアの美しさなんて中学生に理解できるわけもなく、ただその時はダイナマイトボディの女性と濃い顔立ちの男性の浜辺のキスシーンにノックアウトされていました。
そうこうしていたら、祖父がいきなり部屋に入ってきて叱られてテレビを消された、という思い出が、この『ひまわり』にまつわる初回の思い出です。消されたことは悔しかったけれど、でも今思うとこの映画のことは微塵も理解できていなかったのでした。恐らく親たちが評価していたので、子どもたちで観よう観ようということになったのだと思います。
もっと大きくなって再び見たとき、戦争の悲劇や不条理さ、男女の愛や別れが理解できるようになり、この作品が好きになりました。向日葵は、あんなに大きくて高くて明るくて元気を与えてくれる花だけれど、どこかどうしようもなく切ないイメージの花でもあります。
忘れもの
2012年08月10日
今日は通勤時に車内に日傘を忘れてきてしまいました。連絡したら届けられていないとか。戻ってくるといいな…。
本日のブログは一息いれるためにお休みします。
↑ おやすみ…。
自販機あれこれ
2012年08月09日
今日も比較的過ごしやすかったですね。
夜間はひんやりするくらいで、タオルケットを掛けずに我慢していたら悪夢を見てしまいました。面倒くさがり屋はいけませんね。
さて、カウンセリングルーム界隈にある次のようなものを教えてもらいました。怪しい自販機ではありません。だけど、これは古いでしょう。しかも100円ですよ。この自販機で買いたい気はあまりおきませんね…。実際、出るのかどうか。
それから駅にあるタッチパネルの自販機ですが、あれもかなり問題だと思います。先日お金を入れて買おうと手を伸ばしたら、手に持っていたお財布が先に画面に触れてしまったのか、目当のものではない飲料が出てきました。小銭が最後の150円だったのに(涙)。反応が良すぎるのも問題です。やっぱりカチッと押すタイプでないと安心できない。ヒューマンインターフェースがなっていないなと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。
触れる
2012年08月08日
今日のお天気はやや涼しく、東京は最高気温28℃ということでした。
はぁ…、これくらいの気温で十分ですね。
今夜は大所帯でまたリフレクソロジーをやってもらいます。リフレクソロジーも3回目。さて、今夜はどのようなメニューを体験できるかな。
そういえば以前、「タクティールケア」というスウェーデンのタッチケアの本を読んでいました。タクティールとは確か「触れる」という意味。ツボや経絡などをグイグイ揉みほぐすような療法ではなく、優しく撫でるようにマッサージするもので(対象は主に手足だったような…)、認知症や寝たきりの人、病床に就いている人、幼い子どもなどに有効ということで興味をもっていました。様々な痛みを緩和したり、不安を和らげる心理的な効果があるといいます。高齢者や子どもの皮膚はとても薄く柔らかく、爪や指輪などで破れやすいので、こういった優しいケアが望まれるのですよね。
このリフレクソロジーをやってもらっていると、タクティールと指圧の中間、という感じがします。穏やかな気持ちになることができます。そうそう、リフレクソロジストは爪を爪切りで切ってはならず、やすりで研ぐのが原則とか。徹底していますね。
↑ 塩分補給です。
立秋
2012年08月07日
今日は暦の上で立秋です。もう秋です。山間部や高原地帯など、ところによっては既に秋の気配を感じているところもあるのでしょうね。こちらは明け方の暗闇が白む頃に起きてみると、ヒグラシの鳴く声がそれはそれは美しくて大変感動しました。そのまま起きてしまえば美しい時間を堪能できるのですが、そうはいかず再びバタンと深い眠りに落ちてしまいました。
さて、昨日の休日は自分でも「ものそのものになりきる」(8/3付blog)ということを心掛けてみました。雨もあってやることが限定されたせいか、焦燥感に駆られて何かをする、というのがなくてとてもゆったりと過ごすことができました。焦りというのは自分が思う以上に疲れるものですよね。
久しぶりに市中で遅いお昼をとることもできました。メニューは以下。これはお豆腐屋さんのランチなのです。しらすの下はおから、がんも、ごま豆腐が入った丼物です。大豆製品が好きなのでたまにこういったものを食べます。大豆タンパクは女性ホルモンに有用ですし。とはいえ、過剰摂取は宜しくないとの説もあるので、なにごともほどほどが肝心ですね。
sanctums
2012年08月06日
今日は急に大雨警報が鳴り、どんより曇り空で時より雨、けれども夕方には赤焼けの空、という一日でした。
例によって休日の前夜は映画を見て過ごしました。その名も『サンクタム』(2011年豪・米)。
神聖な場所、という意味。パプアニューギニアの洞窟、エサ=アラを舞台にした、ケープ・ダイビング(洞窟潜水)ものです。それだけで窒息しそうな不安を覚えます。暗い画面なので途中少し寝たものの…、アクション映画としてばかりでなく、心理映画としてもまあまあ楽しむことができました。
この洞窟は実在するもので、確か数年前にNHKでドキュメンタリーが制作されています。密林地帯にぽっかりと直径800mほどの巨大な穴が開いており、400-500mぐらい地下まで続くのだとか。映画では海に出ることができますが、実際はどうなっているのか、ぜひ今度ドキュメンタリーを見たいものです。
映画はこの巨大洞窟に探検家チームが入ったものの、酸素ボンベの事故を発端としてチームワークに亀裂が入り、折しもサイクロンが襲いかかって洞窟内に激流が流れ込み、入り口へ戻れなくなります。次々に、メンバー間の衝突、リーダーへの不信、メンバーの身勝手な行動、事故や潜水病といった難題が襲いかかり…。
まあ娯楽恐怖映画なのですが、なんともいえない嫌な、傲慢な感じを覚えるのは、この探検家チームたちが(映画そのものが?)自然を征服の対象として考えているんじゃないかな…と思われたためでした。恐らくこの洞窟は、パプアニューギニアの現地の人たちにとって、神聖な場所、畏怖すべき場所であることでしょう。それが研究ではなく探検・娯楽の対象なのですから、こういう結果になるのもしかり、と思わせるような作品でした。
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そういえば、今日は忘れてはいけない日でした…。