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ブログ 心's LOOM

喫茶

2012年05月06日

昨日はその後、もう一軒のお寺へと足を運びました。ここは以前と変わらず期待を裏切らず、いかにも浄土といった雰囲気。写真がないのは、夕方で観覧終了間近であったことと、その場に自然と見入っていたので写真を撮るということをすっかり忘れていたからでした。
但しこれはいかがでしょう。↓
境内奥のカフェ
これは境内の奥にあるカフェです。昔の洋館を再利用したものです。ここは四方が山に囲まれており、やや高台に位置します。禅寺とカフェ。カフェの斜め下は墓地。大袈裟でもなく、生と死が見事に調和した安寧の地。抹茶だけでは物足りないとき、お腹が空いたとき、疲れてしまったとき、こういうお店があると嬉しいものです。
靴擦れと凝り固まった足をさすりながらお寺に別れを告げ、所用を済ませ、ふと空を見あげると、それはそれはきれいなお月様がありました。帰り道に通りすがりの幾人から「月がキレイだねー、やっと出てきた」と話しかけられ、どうして皆さん月に注目するのかなと不思議に思っていたら、なんと「スーパームーン(地球と月が最も接近する夜?)」という日だったとのこと。皆さんはご覧になりましたか?

歩く

2012年05月05日

今日は立夏。そして子どもの日。街中にはたくさんの子どもや赤ちゃんがいて大層賑やかでした。
こちらもエネルギーを蓄えるために、お気に入りの場所へ出かけてきました。というよりも、鈍った脚を少しでも鍛えるため、と言った方が的確かもしれません。万歩計によれば8-10kmは歩いたことになり、最後は足がパンパンに腫れてカタツムリの歩みで帰宅しました。
自分が好きな場所、心身が穏やかになれる場所というのは、やはり自然が豊かなところですが、特に禅寺の整然とした雰囲気が好きなのでたまに出かけます。
例えばここ↓
境内竹林 門
しかし、以前ほど清らかな雰囲気を感じなかったのは、一体どうしたわけでしょうか。自分が変わったのか、お寺が変わったのか。5月、草木がいっそう繁茂するときなので、雑然として見えただけなのか。いずれにせよ、あれ、何かが昔と違うなと思いながら一巡し、更なる天地を求めて後にしました。もちろん、一つ一つを見ると、美しいところはたくさんあります。(続く)
豆科の花

幸福とは?

2012年05月04日

今日は束の間の晴れの後、またもや雨の午後でした。どこにも出かけず、のんびりと一日を過ごすことができ、こういう日はとても大切だなと改めて思いました。
何をしたかというと…。道路の草むしり若干と蕗を摘んで下ごしらえしたのと、合間に読書、という平凡だけと安らかな一日です。
読書と言えば、アラン(フランスの哲学者1868-1951)という人が書いた『幸福論』というものを大学で教えている友人から、『絵本 アランの幸福論』(2012 アラン著・合田正人監修・田所真理子絵 PHP研究所)という素敵な本を紹介されたのでそれを読んでいました。絵本といっても、シンプルな線画の絵と、『幸福論』のなかから拾い集めた言葉の格言集みたいなものでした。なかなか興味深い言葉が集められており、絵本の方は既に読み、今は『幸福論』に少し手を出し始めたところです。
『絵本 アランの幸福論』
↑ 絵本のほうは、こちら。幸福とは、何なんでしょう…。
『幸福論』、これがなかなか難しい…。いつも思想系の本については、何かしら心理療法に役立つところはないかという観点から読むのですが、読み解くのに時間がかかりそうです。ですので、もう少し噛み砕いてから、ご紹介していきますね。

GWの過ごし方

2012年05月03日

肌寒いですね…。今日は憲法記念日です。
せっかくの休日がこのお天気で台無しの方もいると思います。
雨のせいか、GWのせいか、家にいて何となく気が塞いだり、何もやる気がおきなかったり、体がかったるい方もいると思います。
そいうときは、そのままに過ごしましょう。
幾分体力気力のある方は認知行動療法の自動思考表を書いてみるのをおすすめします。興味のある方は言ってください。
それほどではないけれど、まだ体力気力のある方は、ストレッチをおすすめします。無理にでも体を動かすと気分が変わります。お風呂などもおすすめです。ぬるめのお湯にゆっくり30分はつかるとか…。丹念に垢擦り(古い?)をしてみるとか…。体だけでなく、お風呂場の掃除も同時にするとか…。
何もしたくないという方は(したいけどできない、という方もここに含む)、それはそれで心や体の意思なので、いまの自分を尊重してあげましょう。
眠りねこ
↑ソファを陣取り、クッションを枕にし、毛布を掛けて、ZZZ…。
「雨の日は、やっぱりね…」と。

連休の神田

2012年05月02日

雨、雨、雨。
いきなり梅雨が来たのではないかと思うくらい鬱陶しい…。
もうすぐここ神田界隈では、三崎稲荷神社のお祭があるらしく、町中は飾り付けがなされています。三崎神社は水道橋駅すぐそば東京歯科大学病院の裏側にあり、印象の薄いごく小さな神社です。
5月にお祭りがあるんですね。お祭りで不思議なのは、一体どこからこれだけ(別人種のよう)の人たちが集まるのか、という一点に限ります。〇〇青年会、〇〇商工会議所といった地元の人たち。普段は見かけないタイプの人たちが町にワンサと集まってお神輿を担いでいるんですよね。
私の地元でも「こういうタイプの人いた〜?」というくらい威勢の頗るいいお兄さんたちが神輿と共に練り歩きます。そのなかでも昨年は一人、ひょっとこのお面を被りユーモラスに踊っている若い(きっと)青年がいました。今時珍しい!その度胸たるやすごい。彼はお面一つできっと別世界の住人になっているのでしょうね。別人格と言うべきか…。
でもたった一人だけだったから、今年はいないかもしれません。お祭りの中身も時代と共に変化する部分と、変わらずに残る部分というのがあるのでしょう。さて、三崎祭りはどんな感じなのでしょうか…。
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山椒の葉
↑ 山椒の葉。柔らかくて美味、これは筍ご飯用です。

ころもがえ

2012年05月01日

今日から5月というのに、湿度がやや高いですね。
一時期「断捨離」という言葉が流行ったようですが、昨日は衣替えをして要らないものなどを処分しました。(だけど断捨離って、新しい言葉なのでしょうか?何だか仏教用語のように響きます。)
比較的モノを大胆に捨てる方なのに、好きだった、でも二度と着ない、着られない10年以上前の服とか、天国へ逝ってしまったペットがつけていたボロボロの首輪何十本とか、そういった今まで捨てられなかったモノもだいぶ処分しました。大切な思い出は、心のなかにしまっておけばいいのかなと…。
若い時分、友人に理想の生き方を聞いていたら、「スナフキンのようにトランク一つで旅をしながら生きたい」という返事があり、当時我欲の塊であった私は「なんだか、なんだか、自由人なんだな〜」とひたすら感心した覚えがあります。その境地は到底実現はできないけれど、共感はできるし、素敵だなあと…。
起きて半畳寝て一畳、ともいいますが、たまには過剰になった「もの」を捨てていくことも大切なのかもしれません。
コーヒーミルとコピルアック
↑ このいただきもののお豆はジャコウ猫がコーヒーの果実を食べて排泄した種を採取した貴重なものだとか。へへぇ、凝っていますね。香り豊か、滋味も豊か?

自分のために

2012年04月30日

連休の今日は地元のどこもかしこも混雑でした。こういうとき激しく空いているのはどこか。
…それはお墓です。
お彼岸の時にお墓参りに行けなかったので、今日は花を買ってお墓参りに行ってきました。仏花ではなく好きな花を幾つかチョイスして混ぜて2つに分けてもらい、のんびり歩きながらのお墓参りは、供養心というよりも自分の心の平安のため…。よく「葬儀は残された人たちのためにある」と言われますが、実のところその類のものは生きている人たちのためにあるのだと、この頃は理解できるようになってきました。
しかし…。お花屋さんで花を買うとき、チョイスした花を「高さを揃えて2つに分けてください」と頼んだら、「そんなら加工料が315円かかるよ」と店員のおじさんにそっけなく言われました。
やるねえ…、おじさん。百合やバラ、菊のような大輪の豪華な花でもないのに、それも加工料なの?と少しむむ〜ときましたが、まあ仕方ない、高さがバラバラでも困るのでお願いしました。
地元では開店したばかりの飲食店や老舗の店などの閉店が相次いでいます。不況なのか、大規模商業施設へ行ってしまう人たちが多いためなのか、思うように集客できないのでしょう。世知辛くなっているのかもしれませんが、接客態度は基本なのではと小店を応援する立場からも思いました。
春の山
↑ 萌えいずる…。この頃の緑はきれいですね。

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