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ブログ 心's LOOM

連休の神田

2012年05月02日

雨、雨、雨。
いきなり梅雨が来たのではないかと思うくらい鬱陶しい…。
もうすぐここ神田界隈では、三崎稲荷神社のお祭があるらしく、町中は飾り付けがなされています。三崎神社は水道橋駅すぐそば東京歯科大学病院の裏側にあり、印象の薄いごく小さな神社です。

5月にお祭りがあるんですね。お祭りで不思議なのは、一体どこからこれだけ(別人種のよう)の人たちが集まるのか、という一点に限ります。〇〇青年会、〇〇商工会議所といった地元の人たち。普段は見かけないタイプの人たちが町にワンサと集まってお神輿を担いでいるんですよね。

私の地元でも「こういうタイプの人いた〜?」というくらい威勢の頗るいいお兄さんたちが神輿と共に練り歩きます。そのなかでも昨年は一人、ひょっとこのお面を被りユーモラスに踊っている若い(きっと)青年がいました。今時珍しい!その度胸たるやすごい。彼はお面一つできっと別世界の住人になっているのでしょうね。別人格と言うべきか…。

でもたった一人だけだったから、今年はいないかもしれません。お祭りの中身も時代と共に変化する部分と、変わらずに残る部分というのがあるのでしょう。さて、三崎祭りはどんな感じなのでしょうか…。


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山椒の葉
↑ 山椒の葉。柔らかくて美味、これは筍ご飯用です。



ころもがえ

2012年05月01日

今日から5月というのに、湿度がやや高いですね。

一時期「断捨離」という言葉が流行ったようですが、昨日は衣替えをして要らないものなどを処分しました。(だけど断捨離って、新しい言葉なのでしょうか?何だか仏教用語のように響きます。)

比較的モノを大胆に捨てる方なのに、好きだった、でも二度と着ない、着られない10年以上前の服とか、天国へ逝ってしまったペットがつけていたボロボロの首輪何十本とか、そういった今まで捨てられなかったモノもだいぶ処分しました。大切な思い出は、心のなかにしまっておけばいいのかなと…。

若い時分、友人に理想の生き方を聞いていたら、「スナフキンのようにトランク一つで旅をしながら生きたい」という返事があり、当時我欲の塊であった私は「なんだか、なんだか、自由人なんだな〜」とひたすら感心した覚えがあります。その境地は到底実現はできないけれど、共感はできるし、素敵だなあと…。

起きて半畳寝て一畳、ともいいますが、たまには過剰になった「もの」を捨てていくことも大切なのかもしれません。

コーヒーミルとコピルアック
↑ このいただきもののお豆はジャコウ猫がコーヒーの果実を食べて排泄した種を採取した貴重なものだとか。へへぇ、凝っていますね。香り豊か、滋味も豊か?




自分のために

2012年04月30日

連休の今日は地元のどこもかしこも混雑でした。こういうとき激しく空いているのはどこか。

…それはお墓です。

お彼岸の時にお墓参りに行けなかったので、今日は花を買ってお墓参りに行ってきました。仏花ではなく好きな花を幾つかチョイスして混ぜて2つに分けてもらい、のんびり歩きながらのお墓参りは、供養心というよりも自分の心の平安のため…。よく「葬儀は残された人たちのためにある」と言われますが、実のところその類のものは生きている人たちのためにあるのだと、この頃は理解できるようになってきました。

しかし…。お花屋さんで花を買うとき、チョイスした花を「高さを揃えて2つに分けてください」と頼んだら、「そんなら加工料が315円かかるよ」と店員のおじさんにそっけなく言われました。

やるねえ…、おじさん。百合やバラ、菊のような大輪の豪華な花でもないのに、それも加工料なの?と少しむむ〜ときましたが、まあ仕方ない、高さがバラバラでも困るのでお願いしました。

地元では開店したばかりの飲食店や老舗の店などの閉店が相次いでいます。不況なのか、大規模商業施設へ行ってしまう人たちが多いためなのか、思うように集客できないのでしょう。世知辛くなっているのかもしれませんが、接客態度は基本なのではと小店を応援する立場からも思いました。


春の山

↑ 萌えいずる…。この頃の緑はきれいですね。




よろこびの木

2012年04月29日

少々熱いくらいの一日でしたね。
お昼は時間を作って外に出てみました。

白山通り

画像は白山通りです。一日追う毎に、銀杏の葉がみるみる濃くなっていきます。こんなに春の銀杏並木ってきれいだったかな…と目を見張ります。携帯の画像なので粗いのが残念ですが…。

樹にまつわる絵本を紹介します。
アストリッド・リンドグレーンの『よろこびの木』(原著1969)。故アストリッド・リンドグレーンはスウェーデンの著明な絵本作家で、日本では『長靴下のピッピ』が有名ですね。

子どもの可愛さを描いた楽しい作品が多いのですが、この絵本は全く違います。どちらかというと、宮沢賢治の幾つかの作品のように「悲しさと温かさ」がブレンドされたものになっています。

『よろこびの木』






映画こぼれ話2

2012年04月28日

今日はまた映画の話。

先日観たラブ・クライム(原題 personal effects , 2009)です。

これは犯罪被害者の家族のグループセラピー(自助グループかな)が下地にさらりとあり、それぞれの家族の苦悩、裁判の行方と共に、メインはそのグループで出会った男女の関係が描出されています。

男女と言っても、40代でハイティーンの聴覚障害の男の子をもつ女性と、20代で元レスリング選手の青年の話です。いじめられっ子の男の子に青年がレスリングを教えることから、また3人とも犯罪被害者の家族という共通の痛みを抱えていることから、疑似家族的な交流および疑似?恋愛がはじまります。

けれども事態はあらぬ方向へ。個々の怒り、復讐心、思慕の念などが相混ざり…、単純な話では終わっていません。これは結構お薦めです。原題の personal effects とは、最初「影響力」くらいに思っていたのですが、実は「身の回り品、所持品」のことなのだとか。なるほど。映画の中に重要なアイテムが出てきます。ちょっと主演女優の演技がわざとらしいところがあるのだけれど…。

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↓ 今日のお昼はちょっと贅沢に。旅人に混ざり、東京駅で駅弁を買ってきました。
だけど、東京駅の混雑は凄かった。皆さん、いずこへ?

柿の葉寿司

さてさて、昨日の画像の答えは、「カラスの巣」でした。あれは鉄道の高架橋(こんな言い方ある?)なんです。







連休前

2012年04月27日

昨日に引き続き雨ですね。しかも寒い。オフィスでも家でも部分的に暖房をつけています。

明日から大型連休に入る方が多いのでしょうね。先程お弁当屋さんに行ったら、「明日から9連休です」と言っていました。お昼をどこで調達しよう…。

もちろん、「仕事で連休なんかないさ」とか、「休みでもお金はないし、特にやることもない」という方もいらっしゃるでしょう。お子さんがいて、どこかへ連れて行かなきゃとプレッシャーを抱えている親御さんもいるでしょう。世間は世間、ニュースはニュース、人と同じでなくていいのです。

当カウンセリングルームは4日(金)、5日(土)とお休みを頂きます(それ以外は開けます)。さて、この2日何をしよう。ドライブは混むだろうし、さりとて家でゴロゴロするのもいつもと変わり映えがしない。かといって、新緑はまぶしいくらい美しいし…。

目に青葉 山ホトトギス 初鰹

このシーズン、いつも私の脳裏をよぎる俳句。これ俳句かしら?清々しい気持ちになります。

巣立ち跡

↑ 昨年のもう少し日が経った頃、散策中に見つけたものです。さあ、何だかわかりますか?



人の評価2

2012年04月26日

風が強く、時折パラパラと小雨の降る日でしたね。

今日も昨日のブログの続き、「糸井重里さん、僕を『面接』してください」を興味深く読んでみました。

面接の後半で、20代前半の青年が、「僕ってどう見えますか?」と糸井氏に聞きます。そこで返される言葉は、「ふつうの子」。飛び抜けて優れた子でもなく、飛び抜けてダメな奴というのでもない。若い人の大方は「みんなコーヒー豆のようにちっちゃく並んだ、ふつうの子」だと。

彼はここで、この言葉をどう受けとめたのでしょうか…。おそらく、この言葉に限らず、この面接の経験は、後からジワリジワリと効いてくるのでしょうね。

青年の悩みに大人が接すると、大抵、甘えやナルシシズムを指摘し、説教か揶揄で終わってしまうことが多いような気がします。ですが、今回の「面接」は正に「温かい対話」。
とても新鮮で勉強になりました。


玉村豊男画伯の絵(ポストカード)
↑ 玉村豊男画伯の絵(ポストカード)。今日はまさにこんな薄曇り。






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