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心理 東京
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ブログ 心's LOOM
ビブリオセラピー
2012年04月19日
自宅の掃除をしていたら懐かしいマンガ本を見つけたので、カウンセリングルームへ持ってきました。樹村みのりの4部作シリーズ。これメンタルヘルス機関の出版部が売っていたものなんですよ。私は心理の勉強の合間に、ゴロゴロしながら読んで気分転換をはかっていました。
ビブリオセラピーという言葉をご存じでしょうか?ビブリオとは書籍のこと。本を読むことが治療になる、ということです。読書はバカになりません。知識を沢山蓄えて自分を防御することは治療にはなりませんが、本を読むことは書き手との対話ですし、自分の狭い了見が断然広がっていくと思います。
もちろん、良書ならばマンガでもよし。
良書ならば…。といいつつ、うちには毎月数冊のコミックが送られてくるので、結構いろいろなものを社会勉強のために読んでいます。今注目しているのは「闇金ウシジマくん」。こわい世界です…。
アイデア
2012年04月18日
白山通り沿いの銀杏の新緑がとてもまぶしくなってきました。ここを通るときは下を向かず(下は汚いので)、上を向いて歩きましょう〜。
さてさて。
昨夜はETV特集を観たところ、「女性の起業」について報じられていました。これは観ていてとてもためになり、女性ならではの強みと弱点がわかりました。
まず女性ならではのアイデアの豊富さ。
例えば、外でも胸を見せないで授乳できる洋服の製造販売。ふふふっ、男性には想像できないでしょうね。私はかつて都内の地下鉄で堂々と胸を出して授乳させているママを2度も目撃したことがあるのですが、あまりの豊満さに貧血を起こしそうでした…。
それから、ピアスの耳朶の後ろ側の絶対に落ちない金具とか、大型店舗の透き間スペースを賃貸する仕事だとか、女性ならではのユニークな視点が満載でした。
一方、女性たちに不利なのは、資金繰りや経営ノウハウの問題。素敵なアイデアを生かすには女性の頑張りも必要ですが、何より支援の手が欠かせません。何らかの後押しがあれば、ひょいと動ける人たちが実はけっこういるのではないかと思います。
ポイント
2012年04月17日
冷たい雨は止んだのでしょうか。
帰宅してブログを書いています。今夜は帰りに用事があって東京駅の大丸へ…。
最近はどのデパートもポイントカードを発行していますね。大丸なんか何も買わなくても現場へ行っただけで5ポイントがつく機械が設置されており、昨今は家電量販店並みなのね…とびっくりしました。
だけど、このポイントカードが煩わしい。「買い物はこのデパートで」というほどデパートを利用しないので、やたら各地のポイントカードがお財布の中にたんまりと溜まっていくのです。そしていざ、使おうと思うと、既に期限切れ。
今日買ったお店ではお店独自のポイントカードも発行されており、クレジットカード決済をすれば一度に3枚もカードを出すはめになるのです。ポイント、ポイントって言うならば、その分シンプルに値段を引いてほしいものです…。
ポイントは買い物行動を強化する、というほど単純なご時世ではないような気がします。ポイントカードといい、インターネット利用時のユーザーネームやパスワードといい、どれもこれも大氾濫して毎日辟易とさせられます。
皆さんはいかが?
↑ストレスフルな現代に癒しの1枚。これ、小学校の校庭なんですよ。
運転恐怖
2012年04月16日
定休日の今日は諸々の用事を済ませるため、久しぶりに車の運転をしました。桜吹雪のなか、峠を越えてひとっ走り。ひらひら花びらが舞い落ちる下を一人でドライブするのは、なんともいえない開放感がありました。
とはいえ、車の運転は元々あまり得意ではありません。過去数件のもらい事故のせいか、一時期は対向車が飛び込んで来る錯覚が生じてしまい、運転どころか乗車も大きな苦痛でした。だだっ広くて運転し易い産業道路に休日出かけ、左折だけのぐるぐる回る練習、右折だけのぐるぐる回る練習をして何とか慣らしました。ですが今も一月空くと、おっかな運転に。
運転は1つの克服課題。まあ、ちまちまリハビリしていくとするか…。
↑これも久しぶりのファーストフードのお昼。たまに食べるとおいしいですね。
サプライズ
2012年04月15日
昨日の朝でしたでしょうか、面白いニュースをやっていました。
何でも都内で開かれている金魚の品評会で、何百に及ぶ金魚たちが一つ一つの水槽のなかで優雅に泳いでいました。
色取り取りの可愛い金魚たち。えら横のひれ(腹ひれ?)、背びれ、尾ひれ、全体の大きさ、形、鱗模様などで甲乙付けられるようなのですが、どれも可愛く立派で、素人目にはわからない。鮮やかな朱色と白のブチ模様などは、染めの絹織物のよう。
農林水産大臣賞の金魚なんぞは、言われてみればふくよかで美しく、一級品でした。ただし、そう言われてみれば…。
さて、その隣の水槽に、真っ白で正絹のような光沢のふっくらした金魚がひらひらと泳いでいました。これ、何賞だと思いますか?農林水産大臣賞の隣ですよ!都知事賞くらいか何かなのではと…。
ところが、この金魚の垂れ幕には、「びっくりコーナー」とのみ。この見事な金魚、どうやらびっくりするほど大きいみたい。農林水産大臣賞と大きさは変わらないんですけどね。あまりの賞のギャップに笑ってしまいました。
大臣賞はなくとも「びっくり賞」。何とも可愛いではないですか。臨床心理にはサプライズが必要だと先日言われたばかりなのですが、金魚品評会のユニークさにサプライズを受けたのでした…。私も人生のびっくり賞くらい取りたいものです。
相対的に
2012年04月14日
しとしと雨ですね。
昨夜は専門家同士の勉強会がありとても疲れてしまいました。この勉強会、1クール10回の4クール目終盤なのですが、当初は大学院の元クラスメイトたちが大勢いたものの、一欠け二欠けどんどん減っていき寂しい限りです。やはり療法が特殊なのでしょうか。機種依存文字という言葉になぞらえるなら、セラピスト依存療法、とでも言ったらいいのでしょうか。器によるんだな…と、私も半ばシュンとしてしまいました。
まあ、もう少し、肩の力を抜こう。唯一絶対の方法があるわけではなし、無理に根詰めてやることもなし、自分に見合うものをゆっくり進めていけばいいと思いました。
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ライフログ2
2012年04月13日
暖かい、気持のいい日ですね。
さて本日は、4/11付けブログで書いた、ライフログについてもう一言。
前回はスマートフォンなどの情報端末に逐次記録している人たちのことを書きましたが、同じライフログでも手帳やノートに書き溜めている人たちも増加しているそうです。
これはどちらかというと日記ですが、夜などに一日を振り返って書くというより、ノートや手帳を携帯して空き時間にもっと小まめに書き記す感じなのでしょう。
ノートにとるということは、自分を紙の上に表現することであるのと同時に、そこに書かれたものが今度は新たに自分というものを作り上げていく、という、実はとても貴重な相互作用なのだと思います。最近は文具店でペンの滑りのいい高級ノートも売れているのだそう。これも自己肯定感を高める一つのアイテムなのかもしれませんね。
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↑ここのところ、撮りためた桜の写真しかありません…。さあ、これで見納め?